6人組ダンス＆ボーカルグループ「LIL LEAGUE」が、都内で行われたテレビ東京音楽番組「プレミアMelodix！」の収録後に取材に応じた。番組では、メンバーの岩城星那、中村竜大、山田晃大、岡尾真虎、百田隼麻、難波碧空が「Rollah Coaster」を披露した。

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　6月22日に放送された「テレ東音楽祭」に続く2度目の音楽番組出演となった「LIL LEAGUE」。リーダーの岩城は「今まではライブでパフォーマンスをさせていただくことが多かったのですが、今回は久しぶりの収録でした。ライブパフォーマンスの経験をさせていただいたこともあったからか、少しだけ余裕を持てている自分たちを表現できたかなと思っています。（MCの）南海キャンディーズさんとのトークは自分たちのエピソードなどを盛り上げてくださり、すごく楽しい日でした」と感想を述べた。

　同グループはエントリー約4万8000人、LDH史上最大のオーディション「iCON Z 2022 ～Dreams For Children～」にて男性部門のファイナリストに選ばれ、3つのグループに分かれて挑んだ日本武道館での最終審査でグランプリを獲得。グループ名は、若い力と勢いをバイブスに変えてほしいという意味合いの元、付けられた。

　披露した「Rollah Coaster」は、オーディションの課題曲でもあった。山田は「僕たちを知っていただく上で『Rollah Coaster』という曲は欠かせないので、より多くの方に知っていただく理由の一つになるとうれしいです」と話し、百田は「（収録では）緊張しましたが、楽しめました」と語った。難波は「自分たちの原点の曲でもあるので、収録させていただくのがうれしかったです」と笑顔を見せ、岡尾は「カメラを前にして踊る回数をそんなに重ねていないので、勉強になりました。新しい課題も見つかりました」と話した。

　グランプリを獲得してから5か月。「EXILE」ドームツアーのオープニングアクト出演や冠番組の「LIL LEAGUEのヴィクトリーグ!」（テレビ東京）がスタートするなど早くも注目されている。山田は「まだ気持ちが追いついていないような、不思議な感覚です」と心境を明かし、難波は「あっという間にここにいるという感じなので、より1日1日を大切にしていかなければならないなとあらためて思いました」としみじみと語っていた。

　芸能界という荒波を前にした「LIL LEAGUE」。百田が「オーディションのときはすぐ近くにだけライバルがいるという感覚だったんですけど、これからは全アーティストがライバルになるので、考え方がいろいろと変わりました」と言うと、岡尾は「1年前はテレビを見る側だったので、アーティストさんがどれだけ頑張っているのか知りませんでした。僕たちはまだまだなんだなと思うことが多くなっています」と実感を込めた。

　グループとして今後はどのような目標を掲げているのだろうか。中村は「EXILEさんのオープニングアクトとして参加させていただきましたが、自分たちとしては5大ドームツアーをまわるのが夢で、5年後までに達成しようというのが目標です。ハードルが高いところではあるんですけど、自分たちにしかできないことなどを考えながら模索している最中です」と意欲を見せていた。

「LIL LEAGUE」は「プレミアMelodix！」10月31日深夜26時35分からの放送回に出演する。