「民度が地に落ちています」 高校生が撮り鉄の危険行為に警鐘…危機感から勇気ある告発
「危険すぎる、やった方本当にやめてください」。若い撮り鉄による、撮り鉄のマナー違反を指摘する動画がネット上で話題を呼んでいる。
「踏切から体が出た状態で撮影」 動画で危険撮影に対し注意喚起
「危険すぎる、やった方本当にやめてください」。若い撮り鉄による、撮り鉄のマナー違反を指摘する動画がネット上で話題を呼んでいる。
動画を投稿したのは高校2年生のスマホ鉄のkk@kkrailwayさん。投稿では「今日の昼頃、京急品川第一踏切で。踏切から体が出た状態で撮影している撮り鉄が しかも警笛を鳴らされてもすぐに引っ込まず、撮り続けてた」と状況を説明しつつ、「危険すぎる、やった方本当にやめてください」と危険な撮影行為に対し注意喚起を行っている。
「動画を撮影したのは10月16日の午後3時頃、横浜方面に向かう京急の快特三崎口行きの車内です。品川駅を発車して、次の駅に入る前に品川第一踏切と言う踏切があり、そこではよく撮り鉄の方が撮影しているのを見かけるのですが、そこで今回一人の方が遮断機からカメラや足が出た状態で撮影していました。運転士の方もそれに気づき、警笛を鳴らしていましたが、すぐに下がることはなく、撮影を続けていました」
近年の撮り鉄をめぐる迷惑行為については「最近よく鉄道ファンのマナーについて報道されていますが、正直仕方ないと思います。それくらいひどい状態です。民度が地に落ちています。駅員の方などの指示にも従いませんし、ファン同士での自浄作用も全く働いていません」と同じ撮り鉄として現状を憂慮。
「鉄道ファンの方に、危険な行為についてしっかり『やめよう』と意識していただきたく、投稿しました。報道を通して、この状況を多くの方に知っていただき、迷惑なファンへの抑止力になることを期待しています」と投稿の意図を語った。
同じ趣味を持つ若き撮り鉄からの勇気ある告発。これを契機に、撮り鉄の中で自浄作用が働くことはあるだろうか。