ボクシングの前WBC世界ヘビー級王者デオンテイ・ワイルダー（米国）が1年ぶりの再起戦を、鮮やかな1R・KO勝ちを飾った。15日（日本時間16日）、米ニューヨーク州でのヘビー級マッチで、同級5位ロバート・ヘレニウス（フィンランド）を撃破。海外記者は大の字になったヘレニウスの表情に脚光を浴びせているが、海外ファンからは「幽霊をみたような表情だ」と驚きの声が上がっている。

　ワイルダーの強打をもろにくらってしまったようだ。1Rの終盤だ。ヘレニウスはワイルダーをコーナーに追い詰めたが、ワイルダーの右ストレート一閃（いっせん）をカウンター気味に被弾。そのままキャンバスに崩れ落ち、大の字になった。

　キャンバスで大の字になったヘレニウスは、目を見開いたまま動けず。英ラジオ局「トーク・スポーツ」のマイケル・ベンソン記者は自身のツイッターでこの瞬間に脚光。「デオンテイ・ワイルダーにKOされたロバート・ヘレニウスの顔……」と文面で画像を添えた。

　これに海外ファンからは「走馬灯を見ているようだ」「なんでそんなことをするんだ」「幽霊をみたような表情だ」「目を開けたまま死んでいる」などと驚きの声が上がっている。