志村けんさん、麻布十番“焼き鳥屋秘話”が泣けると話題に…ファン「粋だ」「涙が出た」
新型コロナウイルス感染による肺炎で死去したタレントの志村けんさん(享年70)の東京・麻布十番でのエピソードが明かされ、ファンの間で感動を呼んでいる。
作家の高橋源一郎氏がツイッターで明かす
新型コロナウイルス感染による肺炎で死去したタレントの志村けんさん(享年70)の東京・麻布十番でのエピソードが明かされ、ファンの間で感動を呼んでいる。
エピソードを紹介したのは、作家の高橋源一郎氏。5日に更新した自身のツイッターで「まだ麻布十番に住んでいた頃のことだ」と前置きした上で、志村さんの粋な様子を明かした。
高橋氏のツイッターによると、麻布十番には有名な焼き鳥屋があり、高橋氏の妻が子供たちと焼き鳥を買いに行った時のこと。持ち帰り客の長い列ができていて、子供たちが大声で騒ぎ始めたという。
だが、店に来ていたある人によって、客の列が動き始め、客が代金を払おうとすると、店員は「いりません。もう払っていただいています」と答えた。並んでいた人全員の代金を払ったのが、志村さんだったという。
このエピソードに対し、ファンからは「粋だ」「亡くなったあとにその人がどんな人だったのか本当に良く分かりますね。志村さんは本当に優しい方だったんですね」「粋ですね」「涙が出て来ました。優しい」「麻布十番を愛し、麻布十番に愛された人。安らかに」などと感動の声が相次いでいる。