松坂桃李、中学時代の“怖い人”に土下座したエピソード明かす「青春でしたね」
俳優の松坂桃李が14日、都内で行われた映画「耳をすませば」公開記念舞台あいさつに、ダブル主演の清野菜名、共演の山田裕貴、内田理央、安原琉那、中川翼、荒木飛羽、住友沙来、メガホンをとった平川雄一朗監督とともに登壇した。
映画「耳をすませば」公開記念舞台あいさつに登壇
俳優の松坂桃李が14日、都内で行われた映画「耳をすませば」公開記念舞台あいさつに、ダブル主演の清野菜名、共演の山田裕貴、内田理央、安原琉那、中川翼、荒木飛羽、住友沙来、メガホンをとった平川雄一朗監督とともに登壇した。
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1989年に少女まんが雑誌「りぼん」で連載され、1995年にはアニメーション映画が公開された「耳をすませば」を実写映画化した本作。まんが・アニメーションでも描かれた中学生の甘酸っぱい青春時代はもちろん、完全オリジナルの10年後の物語も描かれる。
コロナ禍などの影響により撮影に2年半要した本作がようやく公開され、10年後の月島雫を演じる清野は「ようやく公開されたんだと、とてもホッとしております」と胸をなで下ろし、「今日からたくさんの方がにこの『耳をすませば』が広がっていくと思うとワクワクしていますし、感謝の気持ちでいっぱいです」としみじみ。10年後の天沢聖司を演じる松坂は「長い道のりだったなと、いま壇上に立って実感しております。ようやくみなさんに届けることができて、そして撮影初日から今日に至るまでいろいろ動いてくださったスタッフのみなさんもお疲れ様でした」と労をねぎらった。
また、本作の内容にちなみ、自身の青春時代の甘酸っぱい思い出を尋ねられると、松坂は「いま思うと甘酸っぱいなと思うんですけど、中学生のときに部活で夏休みの最後に海で花火をしたんですね。そのときに仲間の1人のロケット花火が全然違う方向に飛んで行っちゃって、その先に背中に鬼の似顔絵が書いてあるような感じの怖い人のところに飛んで行っちゃって砂浜を追いかけられました。俺はいい思い出ですね」と振り返り、山田からは「それは甘酸っぱいじゃなくて鬼怖いだよ」とツッコミが飛んだ。
続けて、松坂は「砂浜を一生懸命走って逃げたんですけど、1人が砂に足を取られて転んじゃって捕まったんですね。でもみんな逃げることに必死なので、心の中で“ごめん”って思いながら逃げたんですけど、よくよく冷静になったときに、さすがに置いていくのはまずいということで、部活のみんな一斉にそいつが捕まったところまで戻ったんです」と当時の状況を説明し、「そうしたらその子が胸ぐらをつかまれて両足が浮いている状態だったので、一斉に土下座して謝りました。『すいませんでしたー!』って。それは青春でしたね」と遠くを見つめた。