【鎌倉殿の13人】義時の傲慢な手法に波乱の気配 三浦と和田も不満を募らせる展開

俳優の小栗旬が主人公・北条義時を演じるNHKの大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(毎週日曜、午後8時)。第38回では時政(坂東彌十郎)が源実朝(柿澤勇人)に鎌倉殿の座を娘婿・平賀朝雅(山中崇)へ譲るように迫るが企ては失敗する展開が描かれた。義時(小栗旬)は、時政を謀反人とし、りく(宮沢りえ)とともに伊豆に追放した。その後の鎌倉はどうなるのか。気になる16日放送の第39回の見どころを探った。

険しい顔で話し合う実朝(左=柿澤勇人)と義時(小栗旬)【写真:(C)NHK】
険しい顔で話し合う実朝(左=柿澤勇人)と義時(小栗旬)【写真:(C)NHK】

小栗旬が主人公・北条義時を演じるNHKの大河ドラマ 第39回の見どころを探る

 俳優の小栗旬が主人公・北条義時を演じるNHKの大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(毎週日曜、午後8時)。第38回では時政(坂東彌十郎)が源実朝(柿澤勇人)に鎌倉殿の座を娘婿・平賀朝雅(山中崇)へ譲るように迫るが企ては失敗する展開が描かれた。義時(小栗旬)は、時政を謀反人とし、りく(宮沢りえ)とともに伊豆に追放した。その後の鎌倉はどうなるのか。気になる16日放送の第39回の見どころを探った。

(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)

 NHKによると第39回は、いまだ源実朝(柿澤勇人)と千世(加藤小夏)との間に世継ぎの誕生がなく、気にかける政子(小池栄子)と実衣(宮澤エマ)の姿が描かれる。義時(小栗旬)は、御家人たちが謀反を起こさぬように政の仕組みを改める。しかし、傲慢(ごうまん)なやり方に三浦義村(山本耕史)、和田義盛(横田栄司)らが不満を募らせていた。一方、泰時(坂口健太郎)は慣れない和歌に悪戦苦闘し、源仲章(生田斗真)に相談を持ち掛ける。そんな中、成長した公暁(寛一郎)が……、という展開とされる。

 義時の傲慢な手法に三浦と和田も不満を募らせる流れ。第38回の本編の放送後に紹介された次回予告でも、義時の「私はこの鎌倉を変えるぞ」という声の後、和田の「親父を追い出した途端にやりたい放題」という声が聞こえた。続いて三浦が不満に満ちた表情で扇子を投げ捨てるシーンがあった。第39回のサブタイトルは「穏やかな一日」だが、三浦と和田の不満が募った先が気になる。またまた波乱の展開となりそうな気配を感じる。

次のページへ (2/2) 【写真】三浦義村(山本耕史)と話す義時(小栗旬)
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