Sexy Zone中島健人、夢の海外ドラマデビューに感慨「本当に光栄」 日本出身の“鬼才”演じる

人気グループ「Sexy Zone」中島健人が、10月より撮影開始となった大型国際ドラマ「Concordia(コンコルディア)」(仮題/全6話)にメインキャストの1人として出演することが10日、分かった。中島が海外ドラマに出演するのは本作が初となる。

海外ドラマ初出演が決定した「Sexy Zone」の中島健人【写真:(C)StefanoDelia_7】
海外ドラマ初出演が決定した「Sexy Zone」の中島健人【写真:(C)StefanoDelia_7】

フランク・ドルジャー製作総指揮の大型国際ドラマ「Concordia」(仮題/全6話)に出演

 人気グループ「Sexy Zone」中島健人が、10月より撮影開始となった大型国際ドラマ「Concordia(コンコルディア)」(仮題/全6話)にメインキャストの1人として出演することが10日、分かった。中島が海外ドラマに出演するのは本作が初となる。

 同作は、世界的大ヒット作となった「ゲーム・オブ・スローンズ」の主要プロデューサーの1人で、数々のエミー賞受賞歴を誇り、「ジョン・アダムズ」や「ローマ」、木村拓哉が出演する「THE SWARM(ザ・スウォーム)」(2023年春 世界同時放送&配信開始/日本ではHuluで独占配信予定)など話題作を次々と手掛けるフランク・ドルジャーが、新たにショーランナー兼製作総指揮を務める最新作。実験的なユートピアのコミュニティー「コンコルディア」を舞台に“監視社会”を描くスリラー・ドラマだ。

 同コミュニティーでは、より自由で公正で人間らしい社会を保証するため、AIを活用。コンコルディア創立20周年が迫る中、世界中の都市がこの成功に倣(なら)おうと控えている。ところがその矢先、コンコルディア誕生の影に隠された“ある機密”によって、創立者たちが築き上げたすべてが“崩壊の危機”にさらされてしまう……といったストーリーだ。

 そしてこのたび、国際色豊かな実力派キャストを迎え、イタリア、ドイツなどさまざな場所で撮影される本作で、中島が待望の海外ドラマ・デビューを果たすことが決定した。これまでもアカデミー賞授賞式の生中継などで英語インタビューを堂々とこなし、出演ドラマでも流暢な英語セリフを披露してきた中島が、海外キャスト陣に囲まれ、全編英語のドラマに全力で挑む。

 中島が演じるのは27歳の日本出身の鬼才=A.J.オオバ(アキラ・ジョン・オオバ)。コンコルディアの心臓部である最先端AIシステムの生みの親で、最高技術責任者として活躍している重要人物だ。

 本作にはドイツの公共放送局ZDF、中東のメディア企業MBC、フランス国営放送局グループ France Televisions、そしてオンライン動画配信サービスHuluが参画しており、2024年に世界同時放送&配信を予定。日本ではHuluで独占配信される。

撮影初日を終え「お芝居は世界共通なんだなと思いました」

 以下は中島健人の一問一答。

――海外ドラマ初出演が決まったときの感想をお聞かせください。

「『いつか絶対に海外ドラマに出る』という夢が叶い、すごくうれしいです。出演のお話を聞いたときは、1人の役者として本当に光栄でしたし、幸せと緊張が一気に押し寄せてきました。『自分の英語、通じるかな?』とか、いろんな心配もあったのですが、撮影までに自分のパッションとできる限りの英語コミュニケーション能力を高め、その自信とともに撮影地のローマに来ることができた気がします」

――撮影初日を無事に終えた今のお気持ちは?

「シビれましたね! 初めての海外ドラマなので、どういう現場なんだろうか……と、ずっと不安にもなっていたんですが、いざ現場に入ってみて、お芝居は世界共通なんだなと思いました。何よりも今自分が演じているA.J.オオバという役は、本当に魅力的な役なんです。実は監督から『表情や話し方など、いろんなA.J.のバリエーションを見たい』と言われたので、自分の頭の中にあったA.J.を捻り出すような感覚で、120%の全力で立ち向かったんです。そんな中、現場の皆さんのサポートやアドバイスを受け、A.J.がより魅力的な役として出来上がっていく行程を初日から感じられたことが、何よりの感動であり、シビれた原因の1つなんじゃないかと思っています」

――中島さんから見て、今回演じるA.J.オオバはどんな人物ですか?

「本当にクレバーで、スマートで、クールなパーソナリティーだと思っています。思わず憧れてしまうような人物ですね。責任感の持ち方という部分は、自分と似ているかなと思います。逆に違うところは、めちゃ生意気なところ。傲慢とまではいかないですけど、本当に自信満々で生意気なので、そこがちょっと違うかな。僕もちょっと生意気なところはありますけどね(笑)」

――製作総指揮であるフランク・ドルジャー氏の印象は?

「すごく親切で、すばらしい方でした。自分はまだまだこれからの役者だと思っているのですが、そんな自分のことも尊重してくれて、チームの一員としてウェルカムな優しい笑顔で迎え入れてくれたんです。しかも、『キミの音楽活動も、日本での英語インタビューも見ていたよ』と言ってくれて! 役者さん1人ひとりのディティールをちゃんと見てくれているんだなって、感動しました。また、彼が話す英語もすごく優しさを感じるんですよね。フランクの言葉に包まれながらクランクインできて、とてもうれしかったです」

――作品を楽しみにしている日本のファンの皆さんにメッセージをお願いします。

「『Concordia』はとてつもなく面白い作品です。スマートかつクールで天才的な技術者であるA.J.=アキラ・ジョン・オオバという役に巡り合えたことにとても感謝していますし、日本を代表する役者を目指せるように全力で一現場、一現場にぶつかっていきたいと思っています。長期間の撮影になりますけど、最後まで初心を忘れずにジャパニーズソウルを持って、しっかりA.J.オオバを演じ切りたい! 独り言も英語で言えるレベルになれるよう頑張ります」

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