佐津川愛美が編み出したお悩み解決法とは 「話を聞いてもらうと気持ちが楽になります」

女優の佐津川愛美(34)がテレビ東京系ドラマParavi「夫婦円満レシピ~交換しない?一晩だけ~」(水曜、深夜0時30分)で連続ドラマ初主演を果たした。セックスレスに悩んだことから夫婦交換サークルに参加するヒロイン。佐津川自身の悩み解決法とは?

連続ドラマ初主演を語る佐津川愛美【写真:舛元清香】
連続ドラマ初主演を語る佐津川愛美【写真:舛元清香】

テレ東系ドラマ「夫婦交換レシピ」で連ドラ初主演 夫役は千賀健永

 女優の佐津川愛美(34)がテレビ東京系ドラマParavi「夫婦円満レシピ~交換しない?一晩だけ~」(水曜、深夜0時30分)で連続ドラマ初主演を果たした。セックスレスに悩んだことから夫婦交換サークルに参加するヒロイン。佐津川自身の悩み解決法とは?(取材・文=平辻哲也)

 同ドラマは結婚4年目でセックスレスに悩む夫婦が、夫・浩介(千賀健永)の提案で「夫婦交換サークル」に参加し、夫婦関係を見つめ直すストーリー。原作はWEBマンガサイト「めちゃコミック×fufu」で先行配信中の累計400万DL突破の人気コミック「夫婦円満レシピ~それでも夫を愛している~」(漫画・越川珠江、原作・アオイセイ)。今までのテレビドラマにない題材を取り上げたセンセーショナルな内容だ。

「私は原作を読ませていただいた時、真摯(しんし)に悩みに向き合っている、かわいい夫婦だなと思いました。浩介がセックスレスという悩みにちゃんと向き合うために、相談してくれたのは誠実ですし、その真面目さ、2人の愛に感動しました」と話す。

 佐津川が演じるのは、在宅でライターをしている一児の母、志保。「警戒心も強いですが、家族が一番大事と思っている女性。浩介は暴走しがちですが、『しょうがないな』と母親のように受け止めるところもありますし、そうは言いながらも、浩介をすごく頼っている。頼まれたら、断れないところ、周りを応援したくなっちゃうところは私と似ていますし、結婚していないですが、パートナーを頼るところも理解できます」。

 ヒロインは劇中、数々の悩みに遭遇するが、自身の解決方法は?

「問題によって、ケースバイケースですね。抱え込んで、解決できなくなって体調を崩したりして、相談すればよかったと思う時もあります。でも、相談してもなかなか解決できない時もあって。ただ、それでも話を聞いてもらうと気持ちが楽になります。最近は、自分が自分自身に相談するっていう手法もとっています」

 これまでも、多くの映画やドラマに出演。最近では、NHK連続テレビ小説「ちむどんどん」での猪野清恵役が好評だった。

「今まで仕事、仕事で生きてきたので、30を過ぎてからは、『あんまり、そうなりすぎないように』と思っています。昔は3本くらい同時進行が当たり前でしたが、今はコロナ禍のこともあって、掛け持ちするのは怖いかなと思っています。万が一のことがあったら、ご迷惑をかけてしまう所が増えてしまいますから。1つずつじっくり丁寧に仕事をやっていきたいという考えになりました」

 連ドラ初主演も気負いなく、飛躍の1本になりそうだ。

□佐津川愛美(さつかわ・あいみ)1988年8月20日、静岡県生まれ。2005年「蝉しぐれ」で、ヒロインの少女時代を演じデビュー。同作で、第48回ブルーリボン助演女優賞にノミネートされた。07年「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」では、第50回ブルーリボン助演女優賞と新人賞2部門でWノミネート。その後も、数々の映画、ドラマ、舞台に出演する。近年の主な出演作は、映画「ヒメアノ~ル」(16)、「ユリゴコロ」(17)、「コンフィデンスマンJP―ロマンス編-」 (19)、「タイトル、拒絶」(20)、テレビ「おっさんずラブーin the sky-」(19)、「ちむどんどん」(22)、舞台「泥棒役者」(18)、「掬う」(19)、「Birdland」(21)など。

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