危機感に個人差が…4人に1人は新型コロナへ不安なし!?新型コロナに関するアンケ結果発表
ニフティ株式会社は、同社子会社のニフティネクサス株式会社が運営する、@niftyニュース「何でも調査団」にて集計した「新型コロナウイルスについてのアンケート・ランキング」を3日に公開した。「普段より多く買ったもの」、「控えるようになったこと」などリアルな声を集計している(アンケートは2020年3月20日~26日に実施、有効回答数は2760件)。
終わりの見えないウイルスとの戦い、世界的な終息は大半が2021年以降と予想
ニフティ株式会社は、同社子会社のニフティネクサス株式会社が運営する、@niftyニュース「何でも調査団」にて集計した「新型コロナウイルスについてのアンケート・ランキング」を3日に公開した。「普段より多く買ったもの」、「控えるようになったこと」などリアルな声を集計している(アンケートは2020年3月20日~26日に実施、有効回答数は2760件)。
まず始めに「新型コロナウイルス感染症について、不安を感じていますか?」という問いには「とても不安を感じている」が25.5%、「やや不安を感じている」が50.3%で、計76%、4人に3人が何らかの不安を感じている結果となっている。男女別で見ると男性は74.7%、女性は80.7%と女性の方が男性よりも不安を感じている人が多いようだ。
さらに「新型コロナウイルスの蔓延で、普段の生活より多く買ったものは何ですか?」の項目では、約67%が「多く買ったものは特にない」と回答。買い溜めなどが多く報道されているが、一部の人たちによる行動であることが推察できる。しかし、一方で「マスク」は17.1%、「アルコール消毒液・除菌シート」が13.8%、「トイレットペーパー」10.5%、「ティッシュペーパー」6.9%と、品不足となり入手が困難となっている商品の名前が上位に挙げられている。
「新型コロナウイルス感染症がきっかけで、控えたことは何ですか?」には44.8%の得票で1位には「外出自体」という回答。さらに32.3%で「飲み会・宴会」、29.7%で「外食」と続いている。しかし、およそ4人に1人にあたる24.5%が「控えたことは特にない」と回答するなど、危機感の抱き方へは個人差があることがうかがえる内容となっている。
終わりの見えないウイルスとの戦いが続いているが、「新型コロナウイルス感染症の『日本国内での流行』『世界的な流行』は、いつ頃終息すると思いますか?」の問いには日本国内での終息は「2021年以降」が17.8%で1番多い回答に。さらに「終息することはないと思う」にも11.4%が集まるなど早期の終息は現実的でないとする回答が多く目立った。
また、世界全体の終息予測については「2021年以降」が36.8%、「終息することはないと思う」が17.0%と日本に比べさらに早期の終息が難しいと考える見方が大半を占めている。
今回のアンケート結果から見ても、新型コロナウイルスにより人々の生活が激変したのは確か。しかし、一方でいまだに危機感を抱くこと無く変わらぬ日常を続けている人がいることも事実のようだ。感染拡大防止が叫ばれる中、1人1人がより自覚を持って行動することが求められる。