【RISE】YA-MAN、白鳥大珠戦の作戦立案は朝倉未来「落とし込めば負けることはない」
立ち技格闘技イベント「Cygames presents RISE WORLD SERIES 2022」(15日、大田区総合体育館)で白鳥大珠(TEAM TEPPEN)と対戦するYA-MAN(TARGET SHIBUYA)が6日、公開練習を行った。
児童養護施設の子どもたちの招待には「社会貢献しているつもりはない」
立ち技格闘技イベント「Cygames presents RISE WORLD SERIES 2022」(15日、大田区総合体育館)で白鳥大珠(TEAM TEPPEN)と対戦するYA-MAN(TARGET SHIBUYA)が6日、公開練習を行った。
2分間のパンチミットを行ったYA-MAN。声を出しながらコンパクトなパンチを披露した。状態は良さそうだった。
試合まで10日を切った。コンディションについて「『THE MATCH』が終わってから今までで1番格闘技を練習している。『THE MATCH』終わってから自分の中に物足りない感が出てきてしまって、格闘技をやらないと他の事考えちゃう。朝から夜まで毎日練習をしていたんです。そしたら強くなってしまった」と口にした。
さらに「MMAを学んで新しい距離感を見つけたり、他の競技から新しい戦い方を取り入れられた。今が1番強いです」と表情からも自信がにじみ出る。
「THE MATCH 2022」ではメインカードの那須川天心―武尊に負けないような盛り上がりを芦澤竜誠と繰り広げた。勝利したもののビッグマッチ後に喪失感と似たような感情がYA-MANにはあった。
「自分が王者になったわけではないですけれど、この先何をしていこう。これ以上先に何があるんだろうって考える日々が続きました」
そんな中でモチベーションとなったのが児童養護施設の子どもたち。YA-MANは今大会に児童養護施設の子どもやシングルマザー200人を招待する。
「『THE MATCH 2022』の後に児童養護施設にキックボクシングを教えに行った。子どもたちが自分が来ただけですごい喜んでくれました。みんなから言葉をもらって、キックボクシングをやっていて良かったなと思えたんです。自分は王者になりたいとかはない。キックを続けるひとつの理由として“子どもたち”がいいなと思った」
社会貢献をしているつもりはない。自分のためだと強調する。
「モチベーションを保つのって難しい。モチベーションがどこにあるかと考えていて、そこに(児童養護施設の子どもたち)自分のモチベーションがあったという感じですね」
YouTubeでは京口紘人、魔裟斗などとコラボ
5か月間、YouTubeでは京口紘人、魔裟斗などスターともコラボ。YA-MANにとっては撮影以上に良い経験になったようだ。
「一流の人には一流の考え方がある。打ち方もそうですし、試合の組み立て方が1番勉強にはなった。試合までの気持ちの持っていき方、見せ方。一流の人の考えを聞いてそれを自分に落とし込んだらより一流に近づけるのかなと、めちゃくちゃ学べた」
4日には自身のインスタライブで朝倉未来が戦略を立てることを明かしていた。作戦は当然言えないと話すが「やっぱりすごいですよ。それ通りに事が進むので。この前のRIZINの試合予想も全試合予想を当てていて、堀口恭司選手―金太郎選手に関しては肩固めまで当てていた。あの人は本当に見聞色の覇気があるんじゃないかってくらい未来(みらい)が見えてるっす。アドバイスを聞いて、それを落とし込めば負けることはない」と胸を張った。
また前日の公開練習で白鳥が「今までYA-MANと戦ってきた選手はみんな喧嘩ファイトに付き合って負けている」と話したことにも言及した。
「また塩試合をするのかって思っちゃったですね。まぁどちらにせよ今回は自分が相手なので塩試合にはならないですよ。付き合わないって言っているけれど引きずり込むんで。付き合わないのは無理っすよ」
「THE MATCH 2022」試合後には天心なきRISEを三国志世界に例えていたYA-MAN。連勝中の“キングオブストリート”は勝ってさらにリードを広げられるのか、今から楽しみだ。