スプラトゥーン3、ネット上では「やり過ぎで腱鞘炎になりそう」の声も 長時間プレイには要注意
9月9日に発売され、大ヒットを記録しているゲーム「スプラトゥーン3」(Nintendo Switch)で、ネット上では、熱中し過ぎて指や腕が痛くなったとの報告が相次いでいる。多くの人が長時間のめり込んで遊ぶほど、人気と高い質を誇る証拠だが、ゲームの“やり過ぎ”には要注意。スプラトゥーン初心者にも実態を聞いてみた。
発売から1か月で大ヒット チーム対抗戦でインクをどれだけ塗ったかを競い合う
9月9日に発売され、大ヒットを記録しているゲーム「スプラトゥーン3」(Nintendo Switch)で、ネット上では、熱中し過ぎて指や腕が痛くなったとの報告が相次いでいる。多くの人が長時間のめり込んで遊ぶほど、人気と高い質を誇る証拠だが、ゲームの“やり過ぎ”には要注意。スプラトゥーン初心者にも実態を聞いてみた。
4対4のチーム対抗戦で、ステージ内でインクをどれだけ塗ったかを競い合うゲームの最新作。発売から約1か月、ネット上では、こんな声があふれている。「スプラトゥーン3にはまりすぎて指が痛い」「昨日スプラトゥーン3を、12時間ほどやってしまったので、めっちゃ肩痛いし、目も霞んでます」「この3日間スプラトゥーン3ずっとやってたせいか、首と肩が痛い」。他には、けんしょう炎に言及する声もあり、「スプラトゥーン3やり過ぎで親指が痛い 腱鞘炎になりそう」「スプラトゥーンめっちゃ面白いんだけど変に力入っていて親指腱鞘炎になりそう」といったツイートも見受けられる。
長時間、同じ姿勢でいたり、指や肩に力を入れてしまうことは、体の部位が痛くなる原因になる。ゲーム全般的に言えることで、任天堂は公式サイト内の「健康と安全のために」のページなどで、Nintendo Switch本体・周辺機器について、「手や腕・足・顔など身体の一部に痛みやけがなどがある場合は使用しない」「目や手・腕・足・顔など身体の一部に痛みや疲労感、不快感があるときは、すぐに使用を中止する」と掲載しており、痛みがあって使用する前や症状が続く場合に、必要な医師の相談・診察を呼び掛けている。
Nintendo Switchは付属のコントローラー「Joy-Con(ジョイコン)」に加え、グリップ型のワイヤレスコントローラー「Nintendo Switch Proコントローラー(プロコン)」でもプレイできる。一般的には、プロコンの方が操作性が優れているとされている。
実際に、初めてスプラトゥーン3を買ってこのゲームを始めた30代の男性に話を聞いてみた。発売日に購入してネット通信で他のプレイヤーたちと遊んでいるが、「ずっとやっているうまい人たちが多く、苦戦しています」と苦笑いだ。特段体に痛みはないが、「ジョイコンでやっていますが、この間、2時間ぶっ通しでやってみたら、1時間で親指、2時間で手首が痛くなってきました。でも、本当に面白いのでそれほどハマっちゃいます。コントローラーの傾きで主人公の視点を動かす設定だと、手首を頻繁に動かすので痛くなるのかもしれません。自分は設定を変えました」とのことだ。男性は自動車関係の仕事に就いており、無理はしないようにするとのこと。「なるべく手や肩の負担にならないように、楽しんでいきたいです。このゲームはのめり込む要素がいっぱいあります。とにかく初心者なので、上達したいです」と話した。
思わぬ体の痛みで、仕事や生活に支障が出ないように気を配りながら、人気作を存分に楽しみたいところだ。