【ちむどんどん】沖縄地区の期間平均世帯視聴率は18.0%、関東地区を上回る 作品舞台で高人気

女優の黒島結菜が主演したNHKの連続テレビ小説「ちむどんどん」が9月30日に本編の最終回が放送され、初回から最終回までの沖縄地区の期間平均世帯視聴率が18.0%だったことが3日、ビデオリサーチの調べで分かった。

暢子を演じた黒島結菜【写真:(C)NHK】
暢子を演じた黒島結菜【写真:(C)NHK】

最終回の平均世帯視聴率も19.6%と関東地区16.7%を2.9ポイント上回る

 女優の黒島結菜が主演したNHKの連続テレビ小説「ちむどんどん」が9月30日に本編の最終回が放送され、初回から最終回までの沖縄地区の期間平均世帯視聴率が18.0%だったことが3日、ビデオリサーチの調べで分かった。

 物語は沖縄や鶴見などを舞台に、主人公・暢子(黒島)が料理を通して成長する姿や家族など人の絆を描いた。舞台の一つとなった関東地区の期間平均は15.8%だったが、もう一つの舞台の沖縄地区はこれを2.2ポイント上回った。

 また、9月30日に放送された本編の最終回も沖縄地区は19.6%と20%の大台にあと一歩と迫る高い数字を記録した。関東地区の16.7%を2.9ポイント上回り、関東と比べて沖縄での人気が高かったことうかがわせた。

 一方、ビデオリサーチによると、全国32地区で番組を1分以上の視聴した人数の推計値である視聴人数(リアルタイム)について、総合の期間平均は1233万1000人、BSプレミアムは431万人、総合とBSプレミアムの合計(重複除く)1544万4000人だった。番組最高は総合1496万5000人、BSは466万9000人、総合とBSプレミアムの合計(重複除く)は1747万9000万人だった。

 NHKの制作統括・小林大児氏は「黒島さんをはじめキャストスタッフ皆様、沖縄や横浜・鶴見など各地でご協力いただいた皆様、皆様のおかげでコロナ禍にさまざまな困難を乗り越えて最後まで全力で制作を終えられたことに心から感謝します。 本当に多くの方々に、さまざまな時間やスタイルで『ちむどんどん』をご覧いただけたこと、うれしい気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。皆様の心のどこかに、比嘉家の面々がいつまでも残ることを願っています。 最終回では、暢子とその家族親戚たち大勢がマスク無しで集まり、幸せな時間を過ごしました。ドラマでは『202?年』としましたが、現実の世界で、私たちの暮らしの中で、それが2023年であることを、心から祈っています」とコメントした。

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