歌手のはいだしょうこが30日、都内で行われた映画「虎の流儀」公開初日舞台あいさつに、主演の原田龍二、共演の脇知弘、木下隆行（TKO）、森脇英理子、メガホンをとった辻監督とともに登壇。MCは有村昆が務めた。

　本作は、弱きを助け強きをくじく、柴山一家本部長車田清（原田）が裸一貫で世直しの旅に出るストーリー。シリーズ1作目「虎の流儀～旅の始まりは尾張 東海死闘編～」は名古屋・岐阜、2作目「虎の流儀～激突！ 燃える嵐の関門編～」は北九州・下関を舞台に、ヒロインとの恋あり、アクションあり、カーチェイスあり、爆発ありとさまざまな要素が詰まった痛快娯楽任侠映画となっている。

　本作で映画初出演を果たしたはいだは、木下演じる漁港の青年部部長・宮内の妻役として出演しているそうで「龍二さんとはバラエティーでお世話になっていて、今回初めて龍二さんの本当の（俳優の）姿を間近で見させていただいたり、木下さんもバラエティーでご一緒したことがあったんですけど、妻役をさせていただいて、初めての映画出演だったんですけど、すごくみなさん温かかったです」と感謝し、「私も映画に出演させていただけるなんて人生で思っていなかったので、尊敬する龍二さんと、素敵な先輩方と一緒に出させていただけたのは一生の思い出だなと思います」と感慨深げに語った。

　これに、原田が「ただですね、NHKのうたのおねえさんをやってこられた方が、こういった任侠ものに出ていいのかなと思ったんですけど、なんでもできる方なのでお願いしました」と打ち明けると、はいだは「車から引きずり下ろされたのも初めての経験だったのでよかったです」と声を弾ませた。