健康麻雀で近藤誠一プロが呼びかけ 特殊詐欺は「気楽に話せる人がいれば防げる」
総合エンターテインメント企業セガサミーホールディングスが30日、東京・品川区の本社で、ふれあい健康マージャン教室を開催した。
Mリーグの強豪が高齢者にマージャン指導 仲間づくりで特殊詐欺撃退
総合エンターテインメント企業セガサミーホールディングスが30日、東京・品川区の本社で、ふれあい健康マージャン教室を開催した。
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健康マージャンを通して高齢者の仲間づくりを促進し、振り込み詐欺被害を防ぐことを目的とした防犯イベントで、セガサミーフェニックスと日本健康麻将協会と品川警察署が協力。同区在住の高齢者約40人に、Mリーグに参戦する「セガサミーフェニックス」所属の近藤誠一プロがマージャンの楽しさを伝授した。
競技前にあいさつに立った近藤プロは、生家の両親に詐欺まがいの電話と手紙が届いたことを引き合いに、「(詐欺の電話を受けると)冷静でなくなったり、不安になったりします。お友達やお知り合い、気楽にいつでも話せる人が1人でも2人でもいれば防ぐことができる」と相談する重要性を強調。「麻雀というゲームを介して、私たちの話を耳にとどめていただければと思います」と呼びかけた。
Mリーグは競技麻雀のチーム対抗戦のナショナルプロリーグ。麻雀のプロスポーツ化や五輪正式種目化を目指し、2018年7月に発足。初代チェアマンにサイバーエージェント社長の藤田晋氏、最高顧問にJリーグ初代チェアマンの川渕三郎氏が就任した。1チーム4名で構成され、テレビ朝日や博報堂DYメディアパートナーズなど8チームが参加。対局はすべて、インターネットテレビ「ABEMA」で配信されている。