【超RIZIN】メイウェザー「無制限でやってもいい」 朝倉未来の「ビビってるの?」発言に怒り心頭

格闘技イベント「The Battle Cats presents 超RIZIN」(25日・さいたまスーパーアリーナ=ABEMAで昼12時から全試合完全生中継)のメインイベントで朝倉未来(トライフォース赤坂)とエキシビションマッチを行うボクシングの“レジェンド”フロイド・メイウェザー(米国)が24日、都内で急きょ決まった公式記者会見に臨んだ。

記者会見に臨んだフロイド・メイウェザー【写真:山口比佐夫】
記者会見に臨んだフロイド・メイウェザー【写真:山口比佐夫】

「メイウェザーとビビってるという言葉を一緒に使ってはいけない」

 格闘技イベント「The Battle Cats presents 超RIZIN」(25日・さいたまスーパーアリーナ=ABEMAで昼12時から全試合完全生中継)のメインイベントで朝倉未来(トライフォース赤坂)とエキシビションマッチを行うボクシングの“レジェンド”フロイド・メイウェザー(米国)が24日、都内で急きょ決まった公式記者会見に臨んだ。

 前日会見で朝倉未来がメイウェザーに対して、「ルールの縛りが多すぎる。ビビってるのではないか」と発言したことに約15分に及ぶ反論をした。

 メイウェザーは「対戦相手の映像を見たこともありませんし、彼の名前も知りません。ルールも知りません。ルールは一つあって、自分がやることを遂行する。それがただ一つのルールです。しばりとかルールがあるのは初めて聞いた。むしろ教えてほしい。(コナー)マクレガーと戦ったときもルールはボクシングだし、MMA選手にはボクシングがやりづらいのかもしれませんが、やりづらくなったら体が動いてしまうかもしれないです。でも、自分が知っているルールは一つだけ。今までの対戦相手と同じことをやるだけ。それは私にボコられることだと思います」とあおり返した。

 さらにヒートアップするメイウェザーは、「文章の中でメイウェザーとビビってるという言葉を一緒に使ってはいけない。26年間かけてそれを証明してきた。常に最強の相手と戦ってきた。それを証明し続けてきた。若いMMA選手は奮い立たせるためにフロイドにビビっていると口に出すけれど、真逆じゃないか。ビビってるのは自分(未来)。こういう経験を何度もしている。経験は誰よりもある。朝食を注文するのとまったく同じ。そういう感覚です」と豪語した。

 そして「自分はエリートの中のエリート。20年以上トップでやってきた。自分はYouTubeで有名になったわけじゃない。並々ならぬ努力とパフォーマンスで有名になってきた。一つに対して全てを注ぎ、全ての時間を犠牲にしてやってきた結果が“アート”を極めたものとしてやってきた。現在までこのスポーツ(ボクシング)に身をささげてきたので今の自分がある」と続けた。

 エキシビションマッチについて「遊びでしかない。たまにジムで練習する。基本的には自分は楽しみに来ている。昨日の夜はパーティーで人生を謳歌している。ボクシングは息をするようなものと同じ。それは自分からは取れないものだと思っています」と口にした。

 最後には「ビビってると思うなら今から榊原さんと話して無制限ラウンドでやってもいいよ。誰かがやめるまで」とルール変更も併せて提案。15分間のメイウェザー劇場だった。

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