NEWS加藤シゲアキ、作家10周年記念本の編集長に 責任痛感「売れないとチーム解散」

人気グループ「NEWS」のメンバーで作家の加藤シゲアキが23日、都内ホテルで単行本「1と0と加藤シゲアキ」(30日発売)の刊行記念イベントに出席した。

イベントに出席した「NEWS」加藤シゲアキ【写真:ENCOUNT編集部】
イベントに出席した「NEWS」加藤シゲアキ【写真:ENCOUNT編集部】

“編集者”としての苦労を明かす

 人気グループ「NEWS」のメンバーで作家の加藤シゲアキが23日、都内ホテルで単行本「1と0と加藤シゲアキ」(9月30日発売)の刊行記念イベントに出席した。

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 作家生活10周年の節目を迎え、自らが企画、編集長を務めた単行本で、これまでを振り返る2.5万字超ロングインタビューや撮り下ろしグラビアのほか、豪華クリエイターたちとの対談、人気作家陣による創作寄稿などが収録されている。また、加藤自らが原作・脚本・監督・主演のすべてを担当したショートフィルム「渋谷と1と0と」も制作。記念イベントにはファンも招待し、作家生活にまつわるトークショーを行った。

“編集者”としての苦労を問われた加藤は「僕自身が直接書いていない、他の方からいただいた原稿がたくさんありますので、それを全て読みました。基本的に問題があるわけではないけれど、細かく指摘させていただいたり。人の文章をまとめて1つの作品にするのはやったことがないので、そういう(編集の)方々の気持ちがわかりました」と執筆とは違った感想を抱いたことを明かした。

 単行本にはゲスト作家からの寄稿も多数収録されており、「皆さんひと肌脱いでくださった」と感謝。一方で、「今まで原稿を待つ経験がなかった。『この人は原稿を書くのが早いな』と思うこともあれば、全然やってこない原稿もあって……」と苦労もあったようで、「その方とは飲み会を設定して、『この日に一緒にお食事をするので、言いたいことわかりますよね?』って。編集の方の気持ちがよくわかりました」とプレッシャーをかけた場面もあったと振り返った。

 また、作家としての加藤自身は締め切りを過ぎることはないと胸を張り、「僕は優秀です。夏休みの宿題はちゃんと余裕を持って日数で割るタイプですから。(編集作業を通じて)自分の真面目さに驚きましたよ」と話し、会場の笑いを誘った。

 編集長として並々ならぬ情熱を注いだことを主張し続けた加藤。「すごく尽力した本。売れないと、このチームが解散になるかも……」と責任を口にし、「僕にみんなの人事異動がかかっている。売れないとおそらく営業に飛ばされることになってしまうので、宣伝してください」と集まった報道陣に頭を下げていた。

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