フリーアナウンサーの石井亮次が21日、テレビ番組「ゴゴスマ列島生報告SP！」（CBC）囲み取材に登場した。当日は若狭敬一CBCアナウンサーも登壇し同番組をアピールした。

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　同番組は、CBCのワイドショー番組「ゴゴスマ～GOGO！Smile！～」の名物コーナー「列島生報告！今日はダレなんサー」秋の特別版。「ダレなんサー」や朝の情報番組「THE TIME,」（TBS）の「列島リアルタイム中継」で活躍するJNN各局のアナウンサーが生中継でリポート合戦をし、各エリアの秋グルメをテーマに生リポートを競い合う。9月24日16時からTBS系にて放送される。

　石井アナは「お国自慢の生中継、しかも限られた時間で「THE TIME,」で磨いたその技を同じテーマで、7局のアナウンサーの技術の集大成ということで、私も勉強させていただくつもりです。また、秋のグルメがテーマですから、参考になる情報になると思います」と同番組アピール。若狭アナは「毎回毎回、中継をするときには気合が入っております。気合が入りすぎて1回目の放送の時はリハーサル中に池に落ちてしまったので、まずは現場に行って、足元の確認からしっかりとしていきたいと思います」と話し、笑いを誘った。

　若狭アナはCBCテレビで石井アナの2年先輩。石井アナは「全部、僕は若狭さんに教えてもらっているんですよ。迷ったら若狭さんに相談していました。会社を辞めてからもラジオを聞いてくれていた。ラジオについても毎回ショートメールでいろいろ言ってくれる。僕の心の支えなんです」と語るも、若狭アナは「フリーになるかどうかの相談は僕に一回も相談してくれなかったんです。ショートメールでやりとりをしているんですが、いまだにLINEを教えてくれない」と苦笑い。それでも若狭アナは「ただ、本当に彼のことが好きで、結局、人に好かれるのが彼の一番の魅力です」と石井アナを持ち上げていた。

　また報道陣から「リポートで大事なことはなんですか」という質問が上がると、若狭アナは「一生懸命準備をすることと、本番では準備をしたことを捨てること」と回答し「言わなければならない情報ですとか、聞き取りインタビュー、リサーチ。そして、時間の制約がありますので、どういう組み立てでやるのか構成力、どういう言葉がふさわしいかの表現力をリハーサルでブラッシュアップしますが、始まるとハプニングがあったり、スタジオから突っ込まれたりしますので、臨機応変な対応が必要となってきます、本番になったら準備したことを捨てる覚悟も必要となってくると思います」と説明した。

　石井アナは「無駄な言葉をそぎ落とすということですよね。いかに文字数を少なくできるか、それで伝えられるか。『はい、ご覧ください』でいいんです。その方がテンポが出る。文字に起こしたときに、無駄な言葉を一文字たりとも発さないくらいの方がテンポが出る中継なのかなと思います」と語っていた。