格闘技イベント「The Battle Cats presents 超RIZIN」「湘南美容クリニック presents RIZIN.38」（9月25日・さいたまスーパーアリーナ＝ABEMAで完全生中継）の記者会見が8月30日（日本時間31日）、米ハワイ・ホノルルで開催された。朝倉未来と戦うボクシングの元5階級王者であるフロイド・メイウェザー（米国）の隣で会見に出席した鈴木千裕（クロスポイント吉祥寺）が夢のスーパーファイトの予想をした。（取材・文＝島田将斗）

　ボクシングに準じたルールの3分×3R。判定決着はなしのエキシビションマッチとして行われる「朝倉未来―メイウェザー」。50戦無敗のボクサーとの一戦に世論は未来が不利であるとの予想が多くなっている。

　鈴木は「僕は下馬評9対1だと思う。メイウェザー選手が9、未来選手が1。でも、未来選手が一発を当てる可能性というのは大いにあると思います。メイウェザー選手が抜いたり、挑発したりするのかなと思います」と分析した。

　カウンターが得意な未来と相手の攻撃をよく見るメイウェザー。殴り合いというよりも静かな試合展開になる可能性も秘めている。しかし、鈴木の考えは違った。

「こういう舞台で塩試合をしてしまう人は、メイウェザー選手の相手に選ばれていないんですよね。何かしらの勝機があって受けたと思う。漢でありファイターなので、負けると思って戦わない。知名度が上がるとかそういうメリットもあると思うんですけれど根本的には『当てて、勝ちたい』があると思う。ファイターですし、そういう気持ちがないとこういう業界には呼ばれないと思います。絶対に勝ちにいくと思います」

　鈴木にとってフェザー級戦線で戦う以上、上を目指すなら拳を交える可能性のある相手だ。3月の「RIZIN LANDMARK vol.2」で平本蓮に勝利した後「いつかは朝倉未来と戦いたい」と思いを口にしていた。未来の強さに言及する。

「セコンド陣が良いのかどっちなのかは分からないですけれど、朝倉選手は頭が良いですよね。あともう1つは“当て感”がある。一発のインパクトがすごく強いなと思います。カウンターがうまいですね。冷静に相手を見ていて、それに合わせるのが上手。普通の人ができないことができるのは、天性ではなくて、積み上げてきたものと磨いてきたものが大きいと思います」

　未来は“路上の伝説”としてカリスマ的人気と強さを誇る。それでも鈴木は「才能だけじゃ生き残れないですよ、この業界」と見えないところで泥臭く努力をしていると分析していた。

▼チケット詳細はこちらから
・ABEMA特設ページ
https://contents-abema.com/superrizin-rizin38/

・チケット詳細ページ
https://abema.tv/channels/payperview-7/slots/B6gPBYE3wZSZg3

・『朝倉未来 応援チケット』詳細ページ
https://abema.tv/channels/payperview-8/slots/A26LaMh7in9EqV