俳優の渡辺大介が20日、都内で行われた主演映画「Bridal, my Song」（9月30日公開）の完成披露試写会イベントに出席した。映画の内容にかけて、結婚式について聞かれた渡辺。実生活で結婚式を挙げているものの、エピソードを披露する前に「これ言うと妹の株が上がるので言いたくない……」と渋って笑わせた。

　渡辺は入籍するも結婚式を挙げるつもりはなかったが、「妹が『なんでやらないんだ、年末でもいいからやって』って。ちょうど年をまたいだ仕事があって、式と仕事の板挟み。俺の意思なんか、何もなかった（笑）」と当時を振り返った。

　ドタバタの中「妹の段取りもあって式を挙げられた」と渡辺。「あのときはなんでやらないといけないんだと思っていたけど、いざやってみるとよかったと思う。記憶に残るし、いま思うと挙げてよかった」と笑顔で語った。

　最後に司会者が「杏さんのサポートもあって式を挙げられたんですね」とコメントすると、渡辺は「そうなるから言いたくなかった～」と嘆いて笑いを誘っていた。

「Bridal, my Song」は、短編映画「おべんとう」がモントリオール世界映画祭などで高評価を受けた板橋基之監督による初の長編映画作品。結婚式の常識を覆した男の実話を描いた物語となる。主演は小出恵介が務めた。

　舞台あいさつにはそのほか大水洋介、新実芹菜、板橋監督、プロデューサーの今野秀尊氏、音楽を担当したロックバンド「ゴダイゴ」のミッキー吉野も参加。なお、小出にとってこの日は5年ぶりとなる映画舞台あいさつとなった。