「志村けんの木」への献花自粛を東村山市がお願い 30日に献花台設置も来訪者多く自粛求める
お笑いタレントの志村けんさん(享年70)が新型コロナウイルス感染症による肺炎で29日に急逝し、出身地である東京都東村山市の東村山駅東口にある「志村けんの木」へ献花に多くのファンが訪れた。これを受け、31日に東村山市の公式ホームページで献花自粛を改めて呼びかけた。
志村さんは7月に東京五輪の聖火リレーの走者として東村山市内を走る予定だった
お笑いタレントの志村けんさん(享年70)が新型コロナウイルス感染症による肺炎で29日に急逝し、出身地である東京都東村山市の東村山駅東口にある「志村けんの木」へ献花に多くのファンが訪れた。これを受け、31日に東村山市の公式ホームページで献花自粛を改めて呼びかけた。
30日から「駅・グリーンバス利用者等の通行の妨げとなることや、交通安全確保等の観点」から妨げにならない場所に一時的に献花台を設置するも献花に訪れる人の多さから「新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点からも、ご来訪はお控えいただきますようお願いいたします」と自粛をお願いした。
前日30日にも同ホームページで、「利用者の交通安全確保等の観点から、献花台を設けさせていただいておりますが、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点からも、ご来訪はお控えいただきますようお願いいたします」と呼びかけていた。
「志村けんの木」は、同市出身の志村さんが同市の名を全国に広めた功績を称え、1975年に市の木である「けやき」3本が植樹された。2017年には、市制施行50周年を記念した志村さん直筆の記念樹看板も設置されている。
志村さんは7月に東京五輪の聖火リレーの走者として東村山市内を走る予定だったが叶わなかった。