米国MMA修行から帰国の芦澤竜誠、勘違いしていた自分を恥じる「俺ってデカい赤ちゃんだ」

K-1ファイターの芦澤竜誠が17日までに自身のYouTubeチャンネルを更新。米国からの帰国を報告している。

芦澤竜誠【写真:ENCOUNT編集部】
芦澤竜誠【写真:ENCOUNT編集部】

「水がもう硬すぎて飲めたもんじゃない」

 K-1ファイターの芦澤竜誠が17日までに自身のYouTubeチャンネルを更新。米国からの帰国を報告している。

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 芦澤は冒頭で「本当に俺、帰ってこれないと思った。マジギリギリのところで生きてきたんで」と報告した。

 修行内容について「アメリカでMMAをやりにいったすね、いちから。1回MMAってどんなものなのかなと。日本で経験しても芦澤竜誠をみんな知ってるから甘やかしてくる。知らないところでどれくらいぶちかませるかなと思って行ったんですよ」と説明した。

 気候、知らない土地に芦澤も苦戦を強いられたようだ。「めちゃくちゃ暑くて、乾燥してて。1番きつかったのは水ですね。水がもう硬すぎて飲めたもんじゃないし。食も合わないし。最初の2週間ぐらいは練習どころじゃない、帰ろうかなってどんどんネガティブになっちゃって」と思い返す。

 また「徐々に慣れてきて、3回目くらいでUFCファイターとスパーリングやって、ここ(右目上)を思いっきり蹴られましたね。血出てきて。日本でやってるスパーリングなんてヘッドギア付ける人は付けて、あんなのもうお遊びなんですよ。そんなのやる必要ないんですよ。俺がアメリカでやったのでYA-MAN戦でやったのよりも少し厚いグローブでヘッドギアなし、やらなきゃやられる」と本場MMAの洗礼を受けたことについても振り返った。

 自分を見つめ直すきっかけになったようだ。芦澤は「今まで俺がやってきたことはけんかの延長だったですけれど、それだけじゃ今後は勝てないと分かった。スタイルは変えないけれど、細かいところをもっとやっていけば俺って余裕で日本くらいは獲れる! アメリカ行って勘違いしてたと落ち込んだ。自分ができることだけを今までやってきたけれど、アメリカ行った時に全部自分でやらなければいけなくなって、何もできないってなったときに『俺ってデカい赤ちゃんだ。大人の赤ちゃんだ』って思った。良かったわ気付けて」とうなずいた。

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