「梨泰院クラス」のアン・ボヒョンが来日 日本の思い出はUSJと“サウナでビール”

Netflix配信の韓国ドラマ「梨泰院クラス」「マイネーム:偽りと復讐」などで日本でも人気の高い韓国俳優アン・ボヒョンが17日、埼玉・所沢市のところざわサクラタウンで来日記者会見とスペシャルプロモーションイベントを行った。

初の海外記者会見にのぞむ韓国の人気俳優アン・ボヒョン【ENCOUNT編集部】
初の海外記者会見にのぞむ韓国の人気俳優アン・ボヒョン【ENCOUNT編集部】

主演ドラマ「軍検事ドーベルマン」試写会&スペシャルトークイベント

 Netflix配信の韓国ドラマ「梨泰院クラス」「マイネーム:偽りと復讐」などで日本でも人気の高い韓国俳優アン・ボヒョンが17日、埼玉・所沢市のところざわサクラタウンで来日記者会見とスペシャルプロモーションイベントを行った。

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 今年2月から4月にかけて韓国tvNで放送された初主演ドラマ「軍検事ドーベルマン」の日本初放送を記念したイベント。真っ白なジャケットとパンツルックで登壇したアン・ボヒョンは「海外でファンの皆さんとお会いするのは初めてなので緊張しています」と笑顔を浮かべながらあいさつした。
 
 同作は、まったく違う目的のために軍検事になった2人が、腐敗した悪を倒すために協力し正義を貫こうとする韓国初の軍法廷アクションドラマで、韓国では回を重ねるごとに最高視聴率を更新した話題作。アン・ボヒョンは「軍隊で起こる悪事の真実を明かし、軍検事として成長する姿を描いています。法廷ドラマはたくさんありますが、軍検事のドラマはこれが初の試み。監督や作家とたくさん議論したくさん勉強もしました。強く見えなければいけない役柄なので外見的にしっかりしたたくましい姿をお見せできるよう運動をして鍛えました」と語った。

 主演に抜てきされた理由については「脚本ができた際、監督と作家が私の顔がドーベルマンに似ている、と頭に浮かんだそうです。スタッフも『似ている』というのでほめ言葉なのだろうか、と困った記憶がありますが、ドーベルマンは聡明でかっこいい犬なのでそれもありがたい、と思っています」と笑わせた。

 初主演作が日本で放送される気持ちを聞かれると「放送終了後しばらくたっていますが、日本に来る飛行機の(モニターの)中でこのドラマを見ることができて気分がよかったです。熱心に撮影したドラマが日本で放送されるのは恥ずかしい気もしますが、新しい姿をお見せできてワクワクする気持ちでいっぱいです。OST(劇中歌)も素晴らしくアクションも痛快です。最後がどうなるか推理しながら見てください」とPRした。

 日本語については「平仮名はよくできますが、片仮名はまだまだ。努力したいです」と勉強に意欲。また、日本のアニメ作品では「ドラゴンボール」が好きといい、「『君の名は。』も好きで挿入歌の『スパークル』を寝る前に部屋のムードライトをつけて聴くととてもいいです。きのう空港に着いたらその曲が流れていました」とプライベートの一部を明かした。海外でファンイベントを行うのは今回が初めてだが、日本には4、5年前にプライベートで大阪を訪れユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)で遊び、サウナで生ビールを飲んだ思い出があるという。また、仕事では歌手兼女優チェ・スヨン(少女時代)が主演した日韓合作映画「デッドエンドの思い出」(2019年)の撮影のため名古屋に4日間滞在した。

「軍検事ドーベルマン」はCS放送局「衛星劇場」で10月に日本初放送。11日には第1、2話が先行放送された。ドラマの日本上陸を記念したトークイベントには約600人のファンが参加。「こんにちは。わたしはアン・ボヒョンです」と日本語であいさつしたアン・ボヒョンの立ち姿に司会者が「9頭身、小顔のアン・ボヒョンさんです」と紹介すると客席から拍手が沸き起こった。トークイベントでは私用で使ったサングラスのプレゼント抽選会のほか、ドラマの名シーンの思い出やファンからの質問に丁寧に答えて会場を沸かせた。最後に「次回はプロモーションではなくファンミーティングを行って皆さんにお会いしたいです」と再会を約束した。

次のページへ (2/2) 【写真】手でハートを作って愛嬌をふりまくアン・ボヒョンのお茶目な姿
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