アイドルグループ「モーニング娘。’22」が14日、結成25周年を記念したファンクラブイベント「～娘。×FAN×Fun！×大感謝祭！～」を神奈川県・横浜市の神奈川県民ホールで開催した。今年いっぱいでグループを卒業することを発表している加賀楓は「私がメンバーとしていられた期間は25年の長い時間の中でおよそ5分の1ですごく短い時間だと思いますが、1日1日しっかり進めてうれしい」と話した。

「モーニング娘。」は1997年にテレビ東京系「ASAYAN」でのオーディション企画「シャ乱Q女性ロックヴォーカリストオーディション」に落選した5人で結成。それ以来、メンバーの加入と卒業を繰り返し、現在は13人体制で活動している。

　加賀は16年に13期生として加入。「ハロプロ研修生の期間も合わせると10年間。その間にいろんなお仕事をさせていただいて、いろんなジャンルでお勉強をさせていただいた。ハロー！　プロジェクトで自分ができることをやり尽くせた気持ちがあって、自分のダンススキルを磨くために卒業を決めました」とその理由を改めて説明した。

「TRF」のメンバー・DJ KOOとその娘の“推しメン”だった加賀。DJ KOOからツイッターで惜別メッセージを送られたことについて加賀は、「いろんな番組で私の名前を出してくださったり、イベントに娘さんときてくださったり。本当に感謝しかないです。最後まで頑張りますので、見守っていただけたら」と感謝し、「DJ KOOさんのDJで、モーニング娘。の曲をやりたいですね」とコラボを熱望した。

　取材会の後の囲み取材には、石田亜佑美も乱入。「石田さんから教わったことは？」と聞かれた加賀は「私は表情筋が硬くてダンスでも感情を表に出すのができなかったけれど、石田さんから表現力をたくさん学ばせていただきました」と笑顔。石田は「確かに。たくさん顔で踊ってきました」と加賀の回答に満足した様子だった。

「モーニング娘。25周年記念オーディション」は14日から10月24日までが応募期間。応募資格は22年9月時点で小学5年生から高校2年生までの日本在住の女性で、芸能プロダクションの芸能活動を行う団体に所属及び契約をしていないことが条件。