元アイドルの後藤祐樹が“アウトローのカリスマ”瓜田純士のYouTubeチャンネルに出演。川越少年刑務所時代を振り返っている。

　上野を散策しながら昔を思い出す。瓜田が動画冒頭で川越少年刑務所を“エリート”と表現した意味について言及した。

「俺らB（暴力団）は累犯（何度も罪を犯した人）の刑務所しか行けねぇんだよ。かたぎの場合はAに行けるんだよ。Aのことを全般的に揶揄（やゆ）してエリートって言ったんだよ」

　これには後藤本人も「そうそう。分類のYAってYはヤング。Aは初犯なんです。皮肉をこめたってことですよね」と語った。

　刑務所事情について瓜田は「でも聞いたところによるとBがいない分、Aの刑務所ではいじめとかえぐいんだって。俺実は干されて、7か月くらい川越にいたんだよ。運動場から桜見えたもん。カレーがうまいんだよね？」と懐かしそうに口にした。

　川越少年刑務所のカレー。後藤も思わず「普通のカレーとは違ってドロッとしているんですよ。水っぽくなくてこれがまたおいしいんですよ」と笑顔になった。

　もちろん楽しいことばかりではない。後藤は「大変でしたね」と暗い表情をする。

「作業自体は大したことなかったんですけれど、いじめだったりとか運動が過酷でしたね。僕自身は最初のころはみんなについていけなくて。ただただ苦痛でしかなかった」

　運動は「走る、筋トレ」の2択。後藤は「そのうちどんどん運動ができるようになると休みの日とかも走りたいなとなってくるんですよ」と明かした。

　また瓜田が「運動会でコーラ飲めたでしょ？　あれカレンダー見て、1週間前から超楽しみだったよな。コーラ飲んでハイになる。効いちゃうんだよ」と語りかけると後藤は「あまりにもお菓子とかコーラとか食べられないんですよ。だからたまに、ポテトチップスとか食べると免疫がなくて歯茎の上が傷だらけになるんです」と苦笑していた。