仙女・橋本千紘インタビュー【後編】 GAEA復活戦で長与の愛弟子と対戦 「皆さんの想像を超える試合にする」
15年の時を経て、2020年4月15日にGAEA JAPANが東京・後楽園ホールで一夜限りの復活を果たす。タイトルは「GAEAISM -Decade of quarter century-」。メインイベントでは元クラッシュギャルズでGAEA JAPANの創始者である長与千種の弟子、彩羽匠(いろは・たくみ)と、そのGAEA JAPANで長与からプロレスの哲学を叩き込まれた里村明衣子が自ら育てた橋本千紘(はしもと・ちひろ)が激突する。前編では憧れたGAEA JAPANへの思いを語った橋本だが、今回の後編では師匠・里村、対戦相手の彩羽、メインに課した自らの使命を語った。
GAEAイズムと仙女イズムとは何か?
15年の時を経て、2020年4月15日にGAEA JAPANが東京・後楽園ホールで一夜限りの復活を果たす。タイトルは「GAEAISM -Decade of quarter century-」。メインイベントでは元クラッシュギャルズでGAEA JAPANの創始者である長与千種の弟子、彩羽匠(いろは・たくみ)と、そのGAEA JAPANで長与からプロレスの哲学を叩き込まれた里村明衣子が自ら育てた橋本千紘(はしもと・ちひろ)が激突する。前編では憧れたGAEA JAPANへの思いを語った橋本だが、今回の後編では師匠・里村、対戦相手の彩羽、メインに課した自らの使命を語った。
――4月15日「GAEAISM」はGAEAの選手ではないけど出場したいと。
「どういう選手が出るんだろうと思った時に、きっとGAEA出身の現役選手だけじゃないなと。それなら自分も出たいという気持ちになりましたね」
――でも、メインイベントとは思わなかったでしょう。
「そうですね。メインだとはホントに思ってなくて(笑)。話を聞いた時に「なんでだろう?」と思ったんです。(GAEA復活の)記者会見があって“GAEAイズムとは?”といろいろ考えていくうちに、これは自分がメインイベントじゃないといけない大会なんだと感じました」
――GAEAイズムを未来につなげる大会ですからね。では橋本選手の中にGAEAイズムは流れている?
「GAEAイズム、流れていると思います。あ、流れてる……。流れてるのか、わかんないですけど(苦笑)。どうなんですかね」
――里村明衣子選手のルーツはGAEAですからね。
「そうなんですよね、里村さんの血は流れていると思います」
――仙女イズムは流れていますか。
「仙女イズムはもちろん、流れてます!」
――その元を辿ればGAEA、という意識はありますか。
「もちろんその意識はあります!」
――GAEAイズムと仙女イズムに違いはあると思いますか。
「やっぱり元を辿れば一緒なんですけど、仙女というのはそこからプラスして里村さんの考え方も入っているので、ちょっとは違うかなと、自分は感じますね」
――メインイベントでは長与千種選手の遺伝子を継ぐ彩羽匠(いろは・たくみ)選手と、仙女の里村選手の遺伝子を継ぐ橋本選手が対戦します。これまで何度も組んだり戦ったりしている彩羽選手とは同い年ですよね。
「そうですね。彩羽選手は長与選手のイメージが強い。ホントに長与選手に教え込まれてる気がします。戦っている姿を見ていると長与選手を想像できるような選手だなっていうのは感じます。シングルは一度だけやったことがあります。Marvelous(マーベラス)のリングで20分ドローだったと思います。2、3年前、自分がまだ赤いコスチュームの頃でした」
――昨年も何回かタッグで組んだり戦ったりしていますよね。ただ今回は今までの絡みとはわけが違うでしょう。
「感じ方も重みもいろんなものが違ってくるので、凄いチャンスだと思ってます」