【鎌倉殿の13人】畠山重忠の怒りついに爆発 りくの話で動く北条時政との関係に注目
俳優の小栗旬が主人公・北条義時を演じるNHKの大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(毎週日曜、午後8時)。第34回では、源実朝(柿澤勇人)と後鳥羽上皇(尾上松也)のいとことの婚姻が決まり、義時も第3の妻・のえ(菊地凛子)との結婚話が進む様子などが描かれた。また、畠山重忠(中川大志)は北条時政(坂東彌十郎)に疑念を抱く様子も。気になる11日放送の第35回の見どころを探った。
小栗旬が主人公・北条義時を演じるNHKの大河ドラマ 第35回の見どころを探る
俳優の小栗旬が主人公・北条義時を演じるNHKの大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(毎週日曜、午後8時)。第34回では、源実朝(柿澤勇人)と後鳥羽上皇(尾上松也)のいとことの婚姻が決まり、義時も第3の妻・のえ(菊地凛子)との結婚話が進む様子などが描かれた。また、畠山重忠(中川大志)は北条時政(坂東彌十郎)に疑念を抱く様子も。気になる11日放送の第35回の見どころを探った。
(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)
NHKによると、源実朝(柿澤勇人)の妻になる後鳥羽上皇(尾上松也)のいとこ・千世(加藤小夏)が鎌倉へ到着するという。政子(小池栄子)らが出迎えるが、愛息・北条政範(中川翼)の凱旋を心待ちにしていたりく(宮沢りえ)は失意に沈んでいた。そんな中、娘婿・平賀朝雅(山中崇)が畠山重忠(中川大志)の嫡男・重保(杉田雷麟)への疑惑をりくに告げる。一方、朝雅の振る舞いについて重保から相談された義時(小栗旬)は、父・時政(坂東彌十郎)に…、という展開。
公式サイトの予告編の映像では、冒頭、「畠山重忠 忠義一徹」という字幕が掲げられた。続いて「愛息の謎の死」という字幕の中、りくの「政範は殺されたのです」という声に続きナレーションの「怒りの矛先は」という声が流れた。その後、りくの「畠山を討ってちょうだい」という話す映像があった。「なぜ畠山なのか」というナレーションの後には、畠山重忠が「我らがいわれなき罪でせめられてよいのか」と怒り心頭で声を荒らげていた。
第35回は畠山重忠VSりくと北条時政夫妻という構図になりそうだ。友のように信頼していた人物や親族も気付いたら敵になるような権力闘争と謀略の時代。史実でも明らかだが、短期間に歴史的に重大な事象が次々に起こっている激動の時代だ。この作品では、それぞれの出来事に関わる各人物が視聴者に親しまれていたり、しっかり心に刻まれ、存在感ある人物になっている。これは視聴者の心を揺り動かす大きな要因の一つ。第35回は、そんな畠山と時政夫妻の関係に注目したい。