尾野真千子、現場での待ち時間は「苦です」 正直な胸の内「暇です。待つのは嫌だけど…」

女優の尾野真千子が5日、都内で行われた映画「千夜、一夜」(10月7日公開)プレミア上映会の舞台あいさつに登壇した。失踪した夫を探す妻を演じた尾野は「すごく難しい題材。『これで合っているのかな』と思いながらやっているので、それをどうぞご覧ください」とあいさつした。

映画「千夜、一夜」舞台あいさつに登壇した尾野真千子【写真:ENCOUNT編集部】
映画「千夜、一夜」舞台あいさつに登壇した尾野真千子【写真:ENCOUNT編集部】

映画「千夜、一夜」プレミア上映会

 女優の尾野真千子が5日、都内で行われた映画「千夜、一夜」(10月7日公開)プレミア上映会の舞台あいさつに登壇した。失踪した夫を探す妻を演じた尾野は「すごく難しい題材。『これで合っているのかな』と思いながらやっているので、それをどうぞご覧ください」とあいさつした。

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 年間8万人という日本全国の警察に届けられる行方不明者数や失踪者リストから着想を得た久保田監督が8年の月日をかけて完成させた作品で、30年前に失踪した夫の帰りを待ち続ける主人公・登美子を田中裕子が演じている。この日の舞台あいさつは主演の田中が体調不良のため欠席。尾野真千子、ダンカン、安藤政信、久保田直監督が登壇した。

“待ち続ける”人々を描いた作品にちなみ、待つことが得意かと聞かれた尾野は「人を待つことはそんなにないけど、私たちの仕事は『待つのが仕事』って言われるんですよ」と話し、「なんにもしないのに、平気で4、5時間待つ。時間もったいないでしょ。それで現場に茶々を入れに行く」と笑った。

 さらに、司会から「待つのは苦じゃない?」と聞かれると、「苦です」と即答。「(ロケ先では)そこから出たら町の人に迷惑なので出ちゃいけないと言われるし、スタジオだとすることない。暇です。待つのは嫌だけど、待つのが仕事と言われると『待たなきゃいけないのか』と思うので、待ちます」と正直な胸の内を明かしていた。

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