中尾明慶、フジ月9ドラマ「PICU」に出演 “寡黙”な救命救急医役で「今回は笑顔封印」
俳優の中尾明慶が、吉沢亮主演のフジテレビ10月期月9ドラマ「PICU 小児集中治療室」に出演することが6日、分かった。
10月スタートの吉沢亮主演ドラマ「PICU 小児集中治療室」
俳優の中尾明慶が、吉沢亮主演のフジテレビ10月期月9ドラマ「PICU 小児集中治療室」に出演することが6日、分かった。
PICUとはPediatric Intensive Care Unitの略称で小児専門の集中治療室のこと。高度かつ集中した治療が必要とされるおよそ15歳以下の子どもを対象にした、いわば“子どものためのICU”だ。舞台は北の大地、北海道。広大ゆえ「大規模なPICUの運営は極めて困難」と言われるこの地で、駆け出しの小児科医・志子田武四郎(しこた・たけしろう/吉沢)がPICU科長・植野元(うえの・はじめ/安田顕)ら先輩医師とともに、どんな子どもでも受け入れられるPICUを作るため、そして、1秒でも早く搬送できる医療用ジェット機の運用を実現するために奔走する姿を描いていく。
このたび出演が明らかとなった中尾は、PICUに運び込まれた急患の少女の治療に当たる救命救急医・東上宗介(とうじょう・そうすけ)を演じる。
東上は勤務する丘珠(おかだま)病院の救命救急医。非常に優秀で冷戦沈着、口数は少ないが情熱を秘めており、1秒を争う緊急かつ重症な患者の対応に全力で当たる。医師や看護師からの信頼も厚く、いざというときに頼りになる存在。急患がいつ何時搬送されてくるか分からない状況下で、鋼のメンタルと強靱(きょうじん)な体力で昼夜を問わず働いている。
そんな東上を演じる中尾は、月9ドラマには「私が恋愛できない理由」(2011年)、「監察医 朝顔」シリーズ(19年、20-21年)にレギュラー出演。今後、武四郎やPICUとどのように関わっていくのか注目が集まる。
以下は中尾明慶の一問一答。
――台本を読まれた感想をお聞かせ下さい。
「僕自身子どもがいますので、台本を読んでいてすごく心が揺さぶられましたし、気を引き締めて作品に臨まなければいけないなと思いました。ヘビーな部分もありますが、世の中に伝えるべきメッセージを強く感じて、今はいいドラマになる予感しかしないです」
――寡黙な役柄ですが、役作りで意識されることはありますか。
「現場ではしゃべりません(笑)! でも、監督が話しかけてくるからなあ(笑)。僕は陽気で笑っている役が多いんですけど、今回は“笑顔封印”でラストまでいきたいです。でも、空き時間どうしてもしゃべってしまう(笑)。新しい挑戦もあるし、今は楽しみでしかないです」
――視聴者の皆さまへメッセージをお願いします。
「平野監督や金城プロデューサーをはじめ、『監察医 朝顔』でお世話になったチームなので、間違いなくすばらしいドラマになると確信しています。僕もやれるべきことを精いっぱいやりますので、放送を楽しみにしていてください」