綾野剛が主演を務めるTBS日曜劇場「オールドルーキー」（午後9時）が4日に最終回を迎えた。第1話に登場したドイツで活躍するサッカー選手・矢崎十志也（横浜流星）が再び登場し、注目を集めた。

（※以下、ドラマの内容に関する記述があります）

　同作は、綾野演じる元サッカー日本代表の新町亮太郎が現役を引退し、新たにスポーツマネジメントの世界でセカンドキャリアを踏み出すヒューマンドラマ。新町は高柳雅史（反町隆史）が社長を務めるスポーツマネジメント会社「ビクトリー」で第2の人生を踏み出した。

　高柳から解雇通告された新町はビクトリーを退社。後を追ってビクトリーを去った深沢塔子（芳根京子）と城拓也（中川大志）と共に、新町がビクトリーで担当していたJリーガー・伊垣（神尾楓珠）の海外移籍交渉を始めることになった。

　スペイン1部リーグへの移籍を希望する伊垣。しかし海外リーグに詳しい新町は、スペイン以外の他の地域のリーグも検討し、伊垣に合う移籍先を探す。英語が得意な塔子とドイツ語ができる城の協力のもと、3人はさまざまなリーグのチームに営業をかけるが、打診があったのは2部リーグのみだった。

　交渉が難航する新町のもとに、ドイツ1部リーグの「ラインハルト」で活躍する矢崎から連絡が入る。日本代表戦を観戦するために帰国した矢崎は、「ラインハルト」のゼネラルマネジャーで選手獲得権を持つオリバー･シュナイダーが、代表戦を見に来ると伝える。さらに「ラインハルト」のフォワードがけがで離脱したため、矢崎はオリバーに「日本に良いフォワードが眠ってる」と推薦していたのだ。伊垣にチャンスを与え、新町に交渉の道をつなげた矢崎は、「俺にできるのはこんくらいです」と笑顔を見せた。

　第1話で登場した矢崎は、スポーツマネジメントに転向したばかりの新町が最初に担当したアスリート。新町は日本滞在中の矢崎のサポートを任されていた。大活躍する矢崎は、実は新町の高校時代の後輩。しかし滞在中の矢崎はわがまま放題で、新町やビクトリーに無理難題を押し付ける。“先輩”としては何もできない新町だったが、矢崎が海外で抱える悩みやプレッシャーを理解し、親身に寄り添ってサポート。その姿を見た矢崎は「新町さんにあこがれてサッカーを始めた」と明かし、スポーツマネジメントに転向した新町に「いい仕事見つけましたね」と伝えた。

　その後も矢崎は、日本滞在サポートを新町に任せるように。今回は矢崎が新町を助ける形となり、SNS上では「矢崎キター！」「矢崎さん推薦してくれてる！　いいところあるな～」「矢崎くん神だわ……」「矢崎くんいい子になってる～」「パスが繋がっていく感じでイイ！」と歓喜の声が。まだ第1話では黒髪だった矢崎が金髪になっており、「金髪流星キター！」「矢崎十志也金髪　かっこよすごる！」「似合ってる！」「矢崎～イケメン過ぎ」「金髪流星～！破壊力～！」と興奮コメントが相次いだ。