「ペンギン・ハイウェイ」「泣きたい私は猫をかぶる」地上波初放送 最新作公開を記念
アニメーションスタジオ「スタジオコロリド」の新作長編アニメーション映画第3弾「雨を告げる漂流団地」が16日よりNetflixにて全世界独占配信&日本全国ロードショーとなる。このたび、最新作公開を記念して同スタジオ制作の映画「ペンギン・ハイウェイ」(2018年)、「泣きたい私は猫をかぶる」(20年)の2作品が2週連続で地上波初放送されることが決定した。
花江夏樹ナレーションによる最新作「雨を告げる漂流団地」紹介特別コーナーも放送
アニメーションスタジオ「スタジオコロリド」の新作長編アニメーション映画第3弾「雨を告げる漂流団地」が16日よりNetflixにて全世界独占配信&日本全国ロードショーとなる。このたび、最新作公開を記念して同スタジオ制作の映画「ペンギン・ハイウェイ」(2018年)、「泣きたい私は猫をかぶる」(20年)の2作品が2週連続で地上波初放送されることが決定した。
最新作「雨を告げる漂流団地」は、とある団地に集まった子どもたちが経験する、初めての別れの旅を描いた物語。小学6年生の航祐と夏芽は、団地で育った幼なじみ。夏休みのある日、航祐はクラスメイトとともに取り壊しの進む「おばけ団地」に忍び込む。その団地は、航祐と夏芽が育った思い出の家。航祐はそこで思いがけず夏芽と遭遇し、謎の少年・のっぽの存在について聞かされる。すると突然不思議な現象に巻き込まれ、気づくとあたり一面の大海原に団地ごと漂流していて──果たして元の世界へ戻れるのか? というストーリーだ。
11日午後7時よりTOKYO MXにて放送予定の「ペンギン・ハイウェイ」は、「雨を告げる漂流団地」の石田祐康監督の長編初監督作品でスタジオコロリド長編アニメーション映画第1弾。第42回日本アカデミー賞 優秀アニメーション作品賞、第22回ファンタジア国際映画祭にて最優秀アニメーション賞を受賞するなど高い評価を得た本作で描かれるのは、無限の可能性を秘めた少年の瞳を通してみずみずしく描かれる、“果てしない世界の謎”と“冒険”。新世代の才能と、日本屈指の実力派スタッフ・キャストが集結し、鮮やかに描き出す心弾む青春ファンタジー作品だ。
18日午後10時よりテレビ東京系にて放送予定の「泣きたい私は猫をかぶる」は、「おジャ魔女どれみ」などで知られる佐藤順一、スタジオジブリを経て現在スタジオコロリドにて数多くの作品に参加してきた柴山智隆によるW監督をはじめ、豪華スタッフが集結したスタジオコロリド長編アニメーション映画第2弾。猫に変身できる不思議なお面を持つ女子中学生・ムゲの、恋と成長を描いた青春ファンタジーとなっている。
さらに同18日には、「泣きたい私は猫をかぶる」番組内で「雨を告げる漂流団地」の紹介特別コーナーを放送予定。作品の見どころ紹介や石田祐康監督コメントのほか、特別に本編の冒頭映像が公開される。ナレーションは「泣きたい私は猫をかぶる」で日之出賢人を演じた花江夏樹が務める。
「雨を告げる漂流団地」公開に先駆けて行われた試写会では、主人公たちが経験する初めての別れの旅に「いい意味で裏切られたアニメ映画だった。何度も泣いてしまった」「鑑賞後は自分の中にある思い出の場所に思いを馳せつつ、ブタメンを食べたくなった」と涙してしまう人が続出。ぜひこの機会にスタジオコロリド作品を見て、最新作への期待を高めてはいかがだろうか。