西川きよし、前立腺がんと診断された過去を振り返り 「思い出すだけで鳥肌になりそう…」
タレントの西川きよし、西川ヘレン夫妻が6日、東京ミッドタウン日比谷で行われたトークイベント「知ろう!学ぼう!医師への相談をおくらせないための心得」に登壇した。
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2015年に前立腺がんと診断される
タレントの西川きよし、西川ヘレン夫妻が6日、東京ミッドタウン日比谷で行われたトークイベント「知ろう!学ぼう!医師への相談をおくらせないための心得」に登壇した。
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前立腺がんは、男性特有の臓器である前立腺にできるがん。50歳以上に多く見られ、男性に発症するがんの第1位となっており、今回のイベントは、9月の“がん征圧月間“に合わせて開催された。2015年に前立腺がんと診断されたきよし、その受診を後押ししたヘレンは、医師への相談を遅らせないことの重要性を啓発する「医師への相談をおくらせない手紙」キャンペーンのアンバサダーを務めている。
きよしは診断された当時を振り返り、「思い出すだけで鳥肌になりそう……。頻尿、残尿、1時間30分おきに夜目が覚めて、トイレに行く。また起きてトイレに行く。その残尿感が辛かったですね」とコメント。ヘレンも「主人が心配になってトイレまで見に行って何度も何度も声掛けをしました。そのことを思い出したら怖い気持ちになります」と語った。
ヘレンは診断を後押しした体験から、「本人にとってベストな伝え方を事前に理解しておくことが大事」、「自分だけではなく他の家族や周囲も巻き込んでチームプレーで後押しする」、「家族からも気になることがあればちゃんと医師に伝えよう」と、家族ができる3つの心得を発表。きよしも「何よりも行動に移すことが大事」と当事者としての心得をアピールし、「僕は『小さなことからコツコツと』と言ってますけど、小さな異変でも病院に行ってみようというのが大切です。痛みを我慢したり。年のせいだからというのは、本当に危険です。おかしいなと思ったら、先生に相談してください。思い立ったらすぐ行動に移してください」と受診行動を促した。
イベントには、長男である西川忠志も登場し、LINEやメールで大切な人に送る「おくらせない手紙」キャンペーンムービーをアピール。ステージ上で実際に父・きよしにLINEでメッセージと動画を送ったが、スマホが上手く操作できないきよしが暴走するハプニングもあり、ヘレンは「ややこしいことして! 触らないでください!」とツッコミを入れていた。
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