岡田奈々を魅了した「天使の歌声」 HKT48坂本愛玲菜が3年半越しに見つけた“自分色”

AKB48グループの中で最も魅力的な歌い手を決める「AKB48グループ歌唱力No.1決定戦」の第4回大会でファイナリストに勝ち残った8人と、審査員特別賞に選ばれたAKB48村山彩希による一夜限りの特別イベント「ファイナリストLIVE」が8月31日、東京・立川ステージガーデンで行われた。HKT48の坂本愛玲菜は第1回以来、約3年半ぶりに立った舞台で、ようやく見つけた“自分の色”を実感していた。

「HKT48」坂本愛玲菜は第1回以来となるファイナリストLIVE出演【写真:小田智史】
「HKT48」坂本愛玲菜は第1回以来となるファイナリストLIVE出演【写真:小田智史】

自身2回目のファイナリストLIVEで憧れの岡田奈々と“ユニット共演”

 AKB48グループの中で最も魅力的な歌い手を決める「AKB48グループ歌唱力No.1決定戦」の第4回大会でファイナリストに勝ち残った8人と、審査員特別賞に選ばれたAKB48村山彩希による一夜限りの特別イベント「ファイナリストLIVE」が8月31日、東京・立川ステージガーデンで行われた。HKT48の坂本愛玲菜は第1回以来、約3年半ぶりに立った舞台で、ようやく見つけた“自分の色”を実感していた。

 坂本は「第1回AKB48グループ歌唱力No.1決定戦」で8位入賞。ファイナリストLIVEの喜びも味わったが、「上には上がいるんだと実感した」大会でもあった。2019年秋の第2回大会、2020年冬の第3回大会ともに決勝大会には進出するも、ベスト8には手が届かず。迎えた今年1月の第4回大会で8位に入り、2回目のファイナリストLIVE出演を勝ち獲った。

 約3年半ぶりの舞台では、全員曲やAKB48グループの楽曲メドレーのほかに、ソロで「だから僕は音楽を辞めた」(ヨルシカ)と「初恋」(奥華子)、ユニットパートでAKB48岡田奈々とともに「点描の唄」(Mrs. GREEN APPLE feat.井上苑子)を披露した。

憧れのAKB48岡田奈々(右)と「点描の唄」を歌い、見事なハモリで会場を沸かせた【写真:小田智史】
憧れのAKB48岡田奈々(右)と「点描の唄」を歌い、見事なハモリで会場を沸かせた【写真:小田智史】

少しずつ“自分の色”を見つけて自信をつける

 一緒に歌った岡田も、坂本の甘く優しい歌声に魅了され、癒やされていたと明かす。

「本当に“天使の歌声”という感じ。えれちゃんにしか出せない、透明感のある甘い声が大好きです。バンドリハを事前にしていて、その音源を聞きながら練習していたんですが、えれちゃんの声が天使すぎて、家でそれを聞くだけで癒やされていました。えれちゃんは高音がすごくきれいで、地声で高い声が出せる人は貴重だなと。私のほうこそ、えれちゃんのようになれたらいいなと思います」

 坂本自身、2019年3月に開催された最初のファイナリストLIVEのときと比べて、自分の成長を実感しつつある。

「第1回のときは、歌に“自分の色”を見つけられていなくて、歌は好きだけど、自信がなくてフワフワした感じでした。だから、みなさん自分の色があって、個性を自分で見つけて勝負しているのが凄いなって。『自分の色は何だろう』と考えて、たくさん研究して、『ここが自分のいいところなのかな』と少しずつ見つけて、やっと今、なんとなく自分の色を出せるようになってきて、自信にもつながってきました」

 坂本は、歌唱力No.1決定戦への参加は第4回で「最後のつもり」でいたという。それでも、この日、2023年3月の第5回開催決定とともに、個人戦のほかに「3人1組のユニット戦」も開催されることが発表され、「ユニットがあるなら出たいと思いました(笑)」と意欲を覗かせていた。

第4回AKB48グループ歌唱力No.1決定戦 ファイナリストLIVE

日時:9/24(土)午後7時~10時30、TBSチャンネル1で初回放送。
内容:2022年8月31日に開催されたスペシャルステージ「ファイナリストLIVE」を独占放送! 「第4回AKB48グループ歌唱力No.1決定戦」を制した岡田奈々(AKB48)のほか、池田裕楽(STU48)、矢野帆夏(STU48)、古畑奈和(SKE48)、清水紗良(STU48)、三村妃乃(NGT48)、今村美月(STU48)、坂本愛玲菜(HKT48)のファイナリスト8人と、審査員特別賞の村山彩希(AKB48)が生演奏をバックに本気で挑む、一夜限りの特別ライブの模様を収録している。

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