リュウジ、料理レシピ本大賞に喜び「基本のレシピばかり。料理の沼に引き込みたい」

優れたレシピ本を選ぶ「第9回料理レシピ本大賞 in Japan」の受賞作が6日、発表され同日に東京都内で受賞式が開催された。料理部門の大賞は、人気YouTuber・リュウジの「リュウジ式至高のレシピ」が、一昨年以来2度目の栄冠。リュウジは「僕が思う世界一おいしいレシピが詰まった一冊」と胸を張った。平野レミと義娘の和田明日香は、史上初の母娘W入賞を果たした。

「料理レシピ本大賞授賞式」で大賞を手にしたリュウジ(右)【写真:ENCOUNT編集部】
「料理レシピ本大賞授賞式」で大賞を手にしたリュウジ(右)【写真:ENCOUNT編集部】

平野レミ&和田明日香、史上初の母娘W入賞

 優れたレシピ本を選ぶ「第9回料理レシピ本大賞 in Japan」の受賞作が6日、発表され同日に東京都内で受賞式が開催された。料理部門の大賞は、人気YouTuber・リュウジの「リュウジ式至高のレシピ」が、一昨年以来2度目の栄冠。リュウジは「僕が思う世界一おいしいレシピが詰まった一冊」と胸を張った。平野レミと義娘の和田明日香は、史上初の母娘W入賞を果たした。

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 同賞は全国の書店員と料理研究家が「今年のレシピ本」を「一般人の作りやすさ」「日本の食文化に合うか」などをポイントに選考。今年は145作品がエントリーした。

 2度目の大賞を手にしたリュウジは「前回大賞をいただいた、『リュウジ式 悪魔のレシピ』のレシピには(スナック菓子の)じゃがりこを混ぜていました。今回の本は料理研究家になって最初に出したいと思っていたもの。『ハンバーグ』や『からあげ』などバズレシピじゃない、基本のレシピばかりです。バズレシピで料理に興味を持った人で、『少し手間をかけて作ってみようかな』と思う人に開いて欲しい。そうやって料理の沼に引き込みたい」と話していた。

 平野が和田家の子育てから料理哲学などを詰め込んだ「おいしい子育て」はエッセイ賞を受賞。和田は平野から受け継いだレシピや、食べ盛りの3人の子どもも大好きだというレシピをまとめた「10年かかって地味ごはん。」で料理部門入賞となった。

 W受賞の快挙に平野は「さし絵は(2019年に亡くなった)和田(誠)さんが書いてくれたもの。(書籍の)最後で(長男の妻)上野樹里ちゃんと、あーちゃん(次男の妻の明日香)と鼎談もしています。夫も天国で喜んでいると思います」と天井を見つめていた。

第9回料理レシピ本大賞 in Japan

【料理部門】
大賞「リュウジ式至高のレシピ」(リュウジ)
準大賞「今日のごはん、これに決まり!Mizukiのレシピノート決定版!500品」(Mizuki)
入賞「10年かかって地味ごはん。」(和田明日香)
同「宇宙一ずぼら絶品めし」(だれウマ)
同「お味噌知る。」(?井善晴・?井光)

【お菓子部門】
大賞「満月珈琲店のレシピ帖」(桜田千尋)
準大賞「はるあんのベストおやつ」(はるあん)

【こどもの本賞】 入賞「お菓子はすごい!」(柴田書店)
【エッセイ賞】 入賞「おいしい子育て」(平野レミ)
【コミック賞】入賞「泣きたい夜の甘味処」(中山有香里)
【プロの選んだレシピ大賞】 「三國シェフのベスト・レシピ136 永久保存版」(三國清三)

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