「なんて美しいフィニッシュ」 木下憂朔の衝撃に米ファン「ソファーから転げ落ちる」
米最大の格闘技団体「UFC」への登竜門「ダナ・ホワイト・コンテンダーシリーズ2022 第6週」が30日(日本時間31日)、米ラスベガスで行われ、木下憂朔(パンクラス大阪稲垣組)がウェルター級マッチに出場。ジョゼ・エンヒッキ(ブラジル)を3回TKOで撃破し、見事に勝利をつかみ取った。日本人がラスベガスで開催されるコンテンダーシリーズに出場するのは初めて。米ファンからも喝さいが起きている。
「今までで一番きれいなカウンターの一つだよ」の声も
米最大の格闘技団体「UFC」への登竜門「ダナ・ホワイト・コンテンダーシリーズ2022 第6週」が30日(日本時間31日)、米ラスベガスで行われ、木下憂朔(パンクラス大阪稲垣組)がウェルター級マッチに出場。ジョゼ・エンヒッキ(ブラジル)を3回TKOで撃破し、見事に勝利をつかみ取った。日本人がラスベガスで開催されるコンテンダーシリーズに出場するのは初めて。米ファンからも喝さいが起きている。
鮮やかに決めた。決着がついたのは3R、開始30秒だ。木下はエンヒッキの右オーバーハンドをスウェーでかわすと、次の瞬間閃光(せんこう)のような左ストレートを打ちこんだ。
仰向けに倒れる相手にパウンドを打ち込み、レフェリーストップ。日本の22歳が大仕事をやってのけた。
UFCの公式ツイッターがKOシーンを公開しているが、米ファンにも大きな衝撃を与えたようだ。
コメント欄には「今までで一番きれいなカウンターの一つだよ」「なんというショットなんだ。ショックでソファーから転げ落ちたよ!」「なんて美しいフィニッシュなんだ。教科書のようだ」などと称賛の声であふれている。
木下は6歳から始めた空手をベースに、15歳から総合格闘技を始め、2020年にプロデビュー。4連勝で臨んだ昨年11月の「RIZIN TRIGGER 1st」では打撃で圧倒したが、金網をつかんでしまい反則負け。それでも4月にパンクラスで村山暁洋を1Rで撃破し、今大会の出場権をつかんでいた。