【鎌倉殿の13人】畠山重忠が時政に疑念を抱いて義時に相談 NHK「心揺れる時、鎌倉も揺れる」
俳優の小栗旬が主人公・北条義時を演じるNHKの大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(毎週日曜、午後8時)。第33回では、源実朝(嶺岸煌桜)が新たな鎌倉殿となる新体制が始まり北条時政(坂東彌十郎)が執権別当に就任するなど北条の力が強まる様子が描かれた。また、頼家(金子大地)は義時に命じられた善児(梶原善)とトウ(山本千尋)に襲われ、最後はトウに命を奪われた。また、トウの親のかたきである善児がトウに殺される様子も描かれた。激しい展開が続く中、気になる4日放送の第34回の見どころを探った。
小栗旬が主人公・北条義時を演じるNHKの大河ドラマ、第34回の見どころを探る
俳優の小栗旬が主人公・北条義時を演じるNHKの大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(毎週日曜、午後8時)。第33回では、源実朝(嶺岸煌桜)が新たな鎌倉殿となる新体制が始まり北条時政(坂東彌十郎)が執権別当に就任するなど北条の力が強まる様子が描かれた。また、頼家(金子大地)は義時に命じられた善児(梶原善)とトウ(山本千尋)に襲われ、最後はトウに命を奪われた。また、トウの親のかたきである善児がトウに殺される様子も描かれた。激しい展開が続く中、気になる4日放送の第34回の見どころを探った。
(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)
NHKによると、源実朝(柿澤勇人)と後鳥羽上皇(尾上松也)のいとことの婚姻が決まり、政子(小池栄子)の心配をよそに喜ぶりく(宮沢りえ)。一方、京では後鳥羽上皇が源仲章(生田斗真)、慈円(山寺宏一)らと鎌倉の行く末について思いをはせていた。そんな中、北条時政から代々受け継ぐ惣検校職のお役目を返上するように求められた畠山重忠(中川大志)が、疑念を抱いて義時に相談する。その義時も、のえ(菊地凛子)を……、という展開。
第34回のサブタイトルは「理想の結婚」。同作の公式サイトの予告編では「義時 新たな出会い」という字幕とともに、女性は喜ぶと思い込んでいるキノコを義時が「よかったらどうぞ」と差し出す場面があった。終盤には、義時とのえが仲良く見つめ合うシーンも。一方で、実朝については「わしは、そのお方をめとらなければならないのか」という声と「実朝 思惑に満ちた結婚」という字幕が映し出された。さらに後鳥羽上皇の「鎌倉を動かしやすくなる」という声も。ナレーションでは「心揺れる時、鎌倉も揺れる」と紹介された。
実朝の結婚と後鳥羽上皇の思惑により鎌倉はどう揺れ動き、乱れるのか。義時はどう対応するのか。また、時政に対して疑念を抱く畠山と北条の関係も気になる。史実では頼家暗殺から約1年間は激動の時期と言える。どう描かれるか注目したい。