3年ぶり主演映画で“ダメ男”演じた香取慎吾、「僕自身はすごくいい男。共感できない」
俳優の香取慎吾が29日、都内で行われた映画「犬も食わねどチャーリーは笑う」(9月23日公開)の完成披露舞台あいさつに登壇した。「凪待ち」(白石和彌監督)以来3年ぶりの映画出演で主演を務める香取は「こんなにたくさんの方の前で舞台あいさつをできてとてもうれしい」と映画の完成を喜んだ。
映画「犬も食わねどチャーリーは笑う」完成披露舞台あいさつに登壇
俳優の香取慎吾が29日、都内で行われた映画「犬も食わねどチャーリーは笑う」(9月23日公開)の完成披露舞台あいさつに登壇した。「凪待ち」(白石和彌監督)以来3年ぶりの映画出演で主演を務める香取は「こんなにたくさんの方の前で舞台あいさつをできてとてもうれしい」と映画の完成を喜んだ。
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同作は、市井点線による小説「犬も食わねどチャーリーは笑う」(小学館)が原作。香取演じる裕二郎とその妻・日和の夫婦喧嘩をコミカルに描いたブラックコメディー。この日のイベントには香取、日和役の岸井ゆきのをはじめ、井之脇海、的場浩司、余貴美子、市井昌秀監督が登場し、作品をPRした。
集まった満員の観客に手を振りながらステージ上がった香取。「今日はこんなにたくさんの方の前で舞台あいさつをできてとてもうれしく思っています」と声を弾ませ、「この何年、離れていなければいけない時間が続いていますから、こんなふうに皆さんと直接お会いできる舞台あいさつに参加できてとても幸せに思っています」と笑顔を見せた。
今回香取が演じるのは“ダメ夫”。演じた感想を問われると「すごくダメな男でして……。僕自身、香取慎吾はすごくいい男なんですよね」と自画自賛し、会場からは拍手が。「演じながらどうにも納得がいかなかったりとか、ちょっと共感できないですね。『そこちゃんとしろよ』『なにやってるの』と思いながらだったりして」と話しながらも、「そんな彼が夫婦としてどう変わっていくか、妻も夫も2人がどう変わっていくかというストーリーです」と作品をアピールした。
妻を演じた岸井は香取との共演について「ずっと見てきたままの香取さんがいらっしゃいました」と目を丸くし、「いろんな方と共演させていただいてて、みんな個性の塊みたいな感じなんですけど。それでもやっぱり“圧倒的な香取慎吾”っていう揺るがないもの、パワーをすごく感じました」と力説。香取に「圧倒的な香取慎吾?」と聞き直された岸井は「こっちになんのプレッシャーもかけないで、香取慎吾さんとしてそこにいてくれる」と存在感のすごさについて語っていた。