元乃木坂46・北野日奈子、グループ卒業後すぐに“アイドル復帰”「最速で戻りました」

元「乃木坂46」で女優の北野日奈子が29日、都内で行われたMBSドラマ特区「少年のアビス」の完成披露トークイベントに登壇した。人気絶頂のアイドル役を演じた北野は「4月30日まで(グループに)在籍していたので、最速でアイドルに戻りました」と笑顔を見せた。

イベントに出席した北野日奈子【写真:ENCOUNT編集部】
イベントに出席した北野日奈子【写真:ENCOUNT編集部】

MBSドラマ特区「少年のアビス」の完成披露トークイベント

 元「乃木坂46」で女優の北野日奈子が29日、都内で行われたMBSドラマ特区「少年のアビス」の完成披露トークイベントに登壇した。人気絶頂のアイドル役を演じた北野は「4月30日まで(グループに)在籍していたので、最速でアイドルに戻りました」と笑顔を見せた。

 20年に「週刊ヤングジャンプ」で連載をスタートし、「次にくるマンガ大賞 2021 コミックス部門」で11位を獲得。累計発行部数100万部突破中の人気コミックで、“心中”をテーマに人間の欲望と心の闇を映すスーサイドラブストーリーになっている。この日は9月1日の初回放送に先駆けて、試写会と完成披露トークイベントが行われた。

 北野は生まれ育った環境に縛られ、絶望のふちにいる主人公・令児(荒木飛羽)の運命を変える女性で憧れのアイドル・青江ナギを演じる。劇中ではアイドルグループのダンスシーンにも挑んでおり「同日に振り入れをしていただいたけど、20分か30分で覚えられた。9年間の力量なのか、自分でそういう部分が衰えていなかったんだなと思いました」と撮影を懐かしんだ。

“心中”がテーマということもあり、「原作が深いお話なので、暗い感じになるのかなと思って現場に入ったけど、スタッフさんがすごく優しかった」と周囲に感謝した北野。17歳で現役高校生の荒木については「生まれたての赤ちゃんを見る気分で、守らなきゃって」と“庇護欲”を掻き立てられたことを明かしていた。

 さらに、北野は荒木が「エモくてチルい」音楽をよく聞いていることを暴露。「落ち着いた感じの曲を聞いている」という荒木に、北野は「曲が大失恋しているので、『いい恋愛しなね』ってアドバイスしています。『どうしたの? なにかあったのかな?』ってくらいエモくてチルい失恋曲を聞いていたので。アップテンポな曲を紹介するので、気持ち上げめでね」と助言していた。

次のページへ (2/2) 【写真】ドラマ「少年のアビス」の会見の様子
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