お笑いトリオ「グランジ」の五明拓弥が漫画家・ごめたんとして24日、東京・芳林堂書店高田馬場店イベントスペースで行われた「39歳の免許合宿 ～ストーリーは自分 (てめぇ)で創れ～」（ワニブックス・8月24日発売）発売記念取材会に登場した。

25歳人気女優のクルマ愛…免許はマニュアル取得、愛車はSUV（JAF Mate Onlineへ）

　イベントでは五明がインスタライブで取材会の会場まで書籍を自動車で配送する姿も配信。会場に到着した五明は「まずは発売もうれしいんですけど、コア中のコアなお客さんが多分多いと思うんですね。その読者の皆さんに無事故無違反で届けることができたのが何よりうれしいですね」と感想を述べた。

　同書は同人誌即売会「コミティア」で完売したインディーズ版に、描き下ろし「聖地巡礼ツアー」を加えてメジャー版としてリリースされた。五明は「鬼教官はもういないと聞いていたんですが、実際にはちゃんといまして、『マックス』という本当に怖い教官がいました」と話し、「中くらいの大きさのiPadで300ページを書き上げたのは今思えばしんどかった。あと、最初はSNSで書いていたんですが反響も大きくなっていって、いよいよ最終話を明日にアップするというときによくない表現があって全削除しなくてはならなくなった。これはこたえましたね」と振り返った。

　MCから「この本を届けたい相手は？」という質問が上がると、五明は「僕らと同世代の30、40歳代の人に読んでほしいですし、教習所に通っている方、通おうと思っている方にはリアルな教本として持っておいてほしいです。あと、うちの奥さんがジャニーズ事務所のSnow Manの大ファンで、なかでも宮舘（涼太）さん、だて様の大ファンなんです。そのだて様が教習所に通っているらしいんですよ。ぜひだて様に読んでいただければと思います」と語り、会場の笑いを誘った。

　最後に五明は「今まで自費出版でいろいろとやってきたんですよ。で、メジャーデビュー。次の目標は重版を経験したい。その印税で車を買う。その車で皆さんのお近くの本屋さんなどでサイン会をしたいというのが、次の目標です」と抱負を述べた。

　免許合宿体験記を漫画で描いた同書。お笑い芸人・五明と友人のアーティストimai（group_inou）は39才にして自動車免許を持っていない。2人は静岡の激うまハンバーグを食べに行くことを目標に、自動車免許を2週間で取得するための免許合宿へと向かう。