「Girls2」リーダー鶴屋美咲の“おっちょこちょい”な素顔 まさかの香水を口にプッシュ!
デビューから4年目を迎えた9人組ガールズ・パフォーマンスグループ「Girls2」(ガールズ・ガールズ)の快進撃が止まらない。今年1月に待望の1stアルバムをリリースすると6月に初となる1万人規模の会場でワンマンライブを成功させ、9月から全国9か所のホールツアーを回る。今回メンバーの中から鶴屋美咲、小川桜花、菱田未渚美の3人が登場。7作目となるEP「Shangri-la」をリリースした彼女たちの成長を3回にわたって紹介していく。1人目はグループのリーダー・鶴屋美咲をピックアップ。
「Girls2」鶴屋美咲、デビューから4年目の自己紹介
デビューから4年目を迎えた9人組ガールズ・パフォーマンスグループ「Girls2」(ガールズ・ガールズ)の快進撃が止まらない。今年1月に待望の1stアルバムをリリースすると6月に初となる1万人規模の会場でワンマンライブを成功させ、9月から全国9か所のホールツアーを回る。今回メンバーの中から鶴屋美咲、小川桜花、菱田未渚美の3人が登場。7作目となるEP「Shangri-la」をリリースした彼女たちの成長を3回にわたって紹介していく。1人目はグループのリーダー・鶴屋美咲をピックアップ。(取材・文=福嶋剛)
――今回は鶴屋美咲さんに焦点を当ててデビューから3年後の自己紹介というテーマでお聞きしていきます。まずは金髪のショートヘアがだいぶ定着してきましたが、大胆なイメチェンでしたね?
鶴屋「はい。去年の4月、ちょうど『おはスタ』(テレビ東京系)のおはガールを卒業したあとに切りました。ちょっと変化が欲しいなあと思っていた時期で、以前からボーイッシュなスタイルに憧れていたので、ヘアスタイルと服装を同じタイミングでガラッとボーイッシュに変えてみました」
――変えてみていかがですか?
鶴屋「最初にショートにしたときはブラウン系のカラーで、まだちょっと迷走中だったんですけど(笑)。ブロンド系に変えてからしっくりくるようになってきました。今も毛先に赤色を入れたりして、ちょくちょく遊んでいます」
――そして鶴屋さんの趣味は「美味しいコーヒー探し」なんですよね?
鶴屋「そうなんです。コーヒーはいつも1日3杯飲んでいて大好きなんです。カフェに行くのが好きで、いろんなカフェに入って味の違いを楽しんだりしています」
――特に好きな種類は?
鶴屋「強めのエスプレッソが好きで苦味とか酸味とかクセが強いのが好みです」
――小川さんから見て、鶴屋さんはどんな人ですか?
小川「一番賢いです」
鶴屋「えー?」
小川「取材のときも伝えたいことを的確に伝えてくれるし、話がすごくうまいんです。私は話すのは好きなんですが話が下手なので美咲がうらやましいなって思います。頭の回転も速いし的確さもあるんですが、実はおっちょこちょいな一面もあったりして。そこがまた可愛いくて私が好きなところなんです」
――例えばどんな“おっちょこちょい”をするのでしょう?
小川「服にケチャップとかソースをよく付けちゃうタイプなんです。この前もグループでご飯に行ったとき、美咲は白い服を着ていたので『ちょっと危険だ』と思っていたら、やっぱりシャツにソースを付けちゃって(笑)」
――めちゃくちゃわんぱくじゃないですか?
鶴屋「いやあ、お恥ずかしいです。。」
小川、菱田「アハハハ(爆笑)
鶴屋「それ以上に自分でもヤバいと思ったことがあって、マウスウォッシュと間違えて香水を口の中にピュッて5回ぐらいプッシュしちゃって」
小川「そうなんですよ。笑い話をしていてギャハハって美咲が笑っている瞬間に香水を取って口の中に入れたからビックリしちゃって」
鶴屋「全然気付いてないんです」
小川「普段しっかりしている分、普通はみんながやらないようなことを美咲は天然でやってしまうのでそのギャップがめっちゃかわいいんですよ」
――菱田さんから見た鶴屋さんは?
菱田「桜花ちゃんが言った通り、美咲ちゃんは頭の回転がすごく速い人で、相手の良いところを瞬時に見つけられる力もあって、こういった取材でも美咲ちゃんが的確に話をしてくれるので、すごく尊敬します。だけど…(笑)」
――やってしまうと(笑)
鶴屋「良い面と悪い面のバランスを自然に取っているんですよ(笑)」
ボーカリストとしてグループの中で一番成長した美咲
――次はボーカリストとしての鶴屋さんについて小川さんと菱田さんにお聞きします。
小川「美咲とはGirls2の前から一緒のグループで、そのときからずっと美咲の歌を聴いているんですけど、個人的にはボーカリストとして一番成長したなって感じるのが美咲なんです。たまにそのことを本人に伝えることもあるんですけど、ここ最近で本当にうまくなりました。美咲自身、周りの人を分析して、良いところはしっかりと自分のものにしているのかなって思うようなところもいっぱいありました。
特に感情の乗せ方が本当にうまくなって。先日アリーナ規模での単独ライブを経験して初めてイヤーモニターを作ったんですが、それによってメンバーの歌声がしっかりと耳に届いて。美咲の歌はすごくピッチが良くて踊りながら歌っているのに、乱れないでちゃんと感情を乗せた歌になっているんです」
菱田「美咲ちゃんの声がすごくクリアーで明るくて元気な曲から落ち着いたバラードまでなんでも歌いこなせる歌声なんです。この前のアリーナライブで桜花ちゃんと美咲ちゃんの2人が一緒に歌っている曲をイヤモニで聴いてすごく感動しました」
――そんな鶴屋さんですが、デビューから4年目のご自身を振り返ってみていかがですか?
鶴屋「デビューから3年たって歌やダンス以外のお仕事もさせていただくようになり、趣味なんかも少しずつ広がってきたところもあるんですが、今は歌とダンスの技術を上げることに一番気持ちが向いているので、そこの土台をもっともっと強くしていきたいなって思っています」
――デビューした頃から常に歌とダンスに励んできたと思うんですが、やればやるほど見えてくる課題も見つかったり?
鶴屋「そうなんです。真剣に向き合えば向き合うほど、すごい人たちの本当のすごさに気付かされるんです。だから目標が自分の中でどんどん高くなっていって。たぶんこれは一生続いていくものなんだなって最近思うようになりました。きっとその目標に到達したときはすでにそこでは満足できないというか。でもその楽しさも少しずつ分かってきたような気もします」
――ここからは新曲についてお聞きします。先日7th EP「Shangri-la」をリリースしました。今回は収録曲の中から「Shangri-la」の聴きどころや注目ポイントを教えていただきます。
鶴屋「今まで発表してきた私たちの楽曲はいろいろありますが、その中でも一番柔らかい感じの女の子っぽいイメージの曲です。歌もそうですし、振り付けもガンガン踊ってはいるんですが、ボディーラインが美しく見えるような女性っぽい動きも入っています。収録曲の『Swipe Up』や『Seventeen’s Summer』と比べてみると、また一味違ったGirls2を見てもらえるかなって。ちょっと可愛いって思ってもらえるような曲かなと思います」
菱田「すごくおしゃれな感じの曲で、ダンスの動きや構成とかも今までには無いような新鮮な感じで、やっていてすごく面白かったですし、1人1人が目立つようになっているのでビジュアル的にも分かりやすいと思います」
小川「私はラップのパートに注目してほしいですね。(山口)綺羅と(原田)都愛と(石井)蘭の3人でラップをやっているんですが、曲調としてはすごく柔らかいんだけど、そこにラップが入ることでアクセントがついてちょっと雰囲気が変わって楽しめますし、ダンスも今回の衣装でガッツリ踊っていて、『おおっ!』って思ってもらえるようなところもあるのでぜひその辺も注目しながらチェックしてもらえるとうれしいですね」
――では最後に鶴屋さんに「あの頃の自分に言葉をかけるとしたら?」という質問で今回は締めたいと思います。
鶴屋「えー? なんだろう?小学生の頃の自分に『もっと食事マナーを学んどけ』ですかね」
小川&菱田「アハハハハ(笑)」
鶴屋「おっちょこちょいもそうなんですけど、最近ロケに行かせていただいて食レポをする機会もあるんですが、本当に自分に甘かったのでマナーができてなくて恥ずかしいんです。お母さんに見られたらまた叱られちゃうというレベルです。だから『今のうちに叱られておいた方があとあと楽だよ』って言ってあげたいですね(笑)」
□Girls2(ガールズ・ガールズ)2019年6月にデビューした9人組のガールズ・パフォーマンスグループ。メンバーは、特撮実写ドラマ「ガールズ×戦士シリーズ」(テレビ東京系、2017~20年放送)それぞれのオーディションで主演を勝ち取り、歴代ヒロインを務めた卒業生で構成。19~21年には、メンバー全員が「おはスタ」(テレビ東京系)に“おはガール”としてレギュラー出演。22年1月に待望の1stアルバム「We are Girls2」をリリース。6月、ぴあアリーナMMにて初の単独アリーナライブを成功させた。8月、7作目のEP「Shangri-la」リリース。9月3日より全国ツアー「Girls2 Live Tour 2022 “Shangri-la”」がスタート。
Girls2公式HP:https://www.girls2.jp/