【石子と羽男】赤楚“大庭”から漂う“やばい匂い” 視聴者「裏がありそうだな」

女優の有村架純と俳優の中村倫也がW主演を務めるTBS系金曜ドラマ「石子と羽男-そんなコトで訴えます?-」の第7話が26日、放送された。石子の辛すぎる過去や、大庭に迫る不穏な空気に視聴者は「やばい匂いしかしない」。

赤楚衛二【写真:ENCOUNT編集部】
赤楚衛二【写真:ENCOUNT編集部】

26日放送の第7話

 女優の有村架純と俳優の中村倫也がW主演を務めるTBS系金曜ドラマ「石子と羽男-そんなコトで訴えます?-」の第7話が26日、放送された。石子の辛すぎる過去や、大庭に迫る不穏な空気に視聴者は「やばい匂いしかしない」。

誰もがアッと驚く夢のタッグ…キャプテン翼とアノ人気ゲームのコラボが実現

(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)

 東大卒ながら司法試験に受かることができないパラリーガルの石子(有村)と、見たものを写真のように記憶できるという特殊能力を持つが一風変わったキャラクターが玉にキズな弁護士・羽男(中村)が身近な珍トラブルに挑むリーガル・エンターテインメント。

 一見、関係のなさそうな2つの事件が絶妙に絡み合い、視聴者を釘付けにした第7話。ストーリーは羽男がキッチンカーの店主から、車のミラーを壊した犯人を探してほしいと頼まれたことからスタートする。手がかりはドライブレコーダーの映像しかなく、石子と羽男はその画像を頼りに繁華街にたむろする“山ヨコキッズ”に聞き込みをするも、うまくいかない。

 そんな中、羽男が名刺を渡していた“山ヨコキッズ”のひとり、ひな(片瀬凛)から「助けて!」と連絡が入る。ひなに来てほしいと言われた場所に向かった石子と羽男が見たのは、階段から転がり落ちて意識不明になったひなの友だち・美冬(小林星蘭)の姿だった。ひなの話しによると、美冬は母親の再婚相手に暴力を振るわれていて、家での生活から逃れるために“山ヨコ”にいたという。階段から転がり落ちる原因となったのも“山ヨコ”から連れ戻しに来た父親(野間口徹)から逃げようとしたためで、ひなは美冬の父親を訴えたいと羽男に相談する。しかし、友だちといえど家庭内暴力の当事者ではないひなが美冬の父親を訴えることは民事裁判にも刑事裁判にも当てはまらないため難しく、手出しができない。そんな中、キッチンカーを破損した人物が“山ヨコキッズ”にとってカリスマ的存在の女性「K」に変装した美冬であることが分かる。

 ひなは、自分と美冬は「K」に売春を斡旋されていたこと、売上の7割を「K」に取られることに不満を漏らしたら売春中の行為を隠し撮りされてしまったこと、その映像が入ったSDカードを取り返すために「K」になりすましていたとき、キッチンカーを破損してしまったことを明かす。

 石子と羽男はまず、キッチンカーの賠償責任を美冬の親である父親に求めることで、彼との接点を持つことに。さらに、ドライブレコーダーに映っていた美冬の肩にあったあざを家庭内暴力の証拠として使い、父親を訴える際の材料にする。初めは美冬に暴力をふるっているのではないかという羽男の意見を否定していた父親だが、塩崎(おいでやす小田)と大庭(赤楚衛二)の協力もあり、彼の口から美冬を殴っていたという言質を取ることに成功。うろたえる美冬の父に石子は、病院で目を覚ました美冬が家庭内暴力について警察に告訴する決意をしたことを明かし、「覚悟しておいてください」と彼に迫る。

 第7話では、石子が抱える辛い過去や、不穏な匂いのする大庭の職場事情も明らかに。
自分たちとの出会いでひなと美冬の人生が変わるかもしれないと、2人に寄り添う石子。いつも冷静な石子らしくない態度をいぶかしがる羽男に、石子は初めて司法試験を受けた日のことを語り始める。

 試験会場のすぐそばの横断歩道を信号待ちしていた石子は、歩きスマホの女性が信号を無視して横断歩道を渡り、車にひかれる場面を目撃してしまう。飛び散った女性の血が自分の足の甲を汚すほどの至近距離で事故を目撃してしまった石子は、その後の試験で実力を発揮できず。そしてそれからというもの司法試験を受けるたびに事故の光景を思い出してしまい、その結果、優秀なはずなのに試験に4回落ち続けているのだという。

 実体験をもとに「誰かの人生が変わるのなんて一瞬」と話し、ひなと美冬の人生も今回の出会いをきっかけになにか変わるかもしれないと期待する石子の姿に、視聴者も共感。「ちょっとしたことが原因で人生が大きく変わるってことは実際にあるんだよな…」「ほんとそう思ったし、重みがあったな」と石子に同調する声や、「石子にこんな悲しい過去があったなんて~」と彼女の不運を嘆く声もみられた。

 さらに同話で注目されたのは、大庭の転職先や仕事内容。

 新しい会社で入社早々活躍している様子の大庭が居たのは、あやしげなパーティ。大庭が就職した「ナカマル」の社長など経営者があつまるパーティで、その場を取り仕切る謎の男・御子神(田中啓司)が「ぜひ今日はヨコのつながりを作ってもらって、日本の未来も作っちゃいましょう!」「成功するのなんて簡単なんですよ。成功するまでやめなければいい。なんてね」と饒舌に場を盛り上げている。

 なぜかその場にいる大庭の机の上には、「株式会社グリーンエステート 代表取締役・大庭蒼生」と書かれた名刺が。あやしげなパーティと田中演じる謎の男、知らぬ間に代表取締役になっている大庭と不穏な空気しか感じない展開にSNSも大騒ぎ。「大庭くん大丈夫じゃない予感しかしない」「大庭くんの会社からもうやばい匂いしかしなくなってるのドキドキしてつらい」と大庭を心配する声のほか、「裏がありそうだな、大庭は」と彼の本性を不安視する声も上がっている。

トップページに戻る

あなたの“気になる”を教えてください