世界一のワンピースマニア、プロポーズはサウザンドサニー号 他の漫画はすべて処分の一途な愛

映画「ONE PIECE FILM RED」が公開10日間で観客動員数500万人、興行収入70億円を突破し、シリーズ最高記録を更新するなど大ヒットを続けている。原作漫画も完結に向け最終章に突入するなど盛り上がりを見せているが、「世界一ワンピースを読み込んでいる」と自負し、ファンの間で“ワンピースマニア界の神”と言われる男性がいる。なぜそこまでワンピースにのめり込んだのか。フジテレビ系列「ほこ×たて」や「99人の壁」などメディアにも多数出演する神木健児氏に、同作の魅力を聞いた。

「ほこ×たて」や「99人の壁」などメディアにも多数出演している神木健児氏【写真:ENCOUNT編集部】
「ほこ×たて」や「99人の壁」などメディアにも多数出演している神木健児氏【写真:ENCOUNT編集部】

映画「ONE PIECE FILM RED」がシリーズ最高記録を更新するなど大ヒット中

 映画「ONE PIECE FILM RED」が公開10日間で観客動員数500万人、興行収入70億円を突破し、シリーズ最高記録を更新するなど大ヒットを続けている。原作漫画も完結に向け最終章に突入するなど盛り上がりを見せているが、「世界一ワンピースを読み込んでいる」と自負し、ファンの間で“ワンピースマニア界の神”と言われる男性がいる。なぜそこまでワンピースにのめり込んだのか。フジテレビ系列「ほこ×たて」や「99人の壁」などメディアにも多数出演する神木健児氏に、同作の魅力を聞いた。(取材・文=佐藤佑輔)

 ワンピースとの出会いは週刊少年ジャンプで連載が開始された13歳のときです。第1話を読んだ感想は「すごく王道の少年漫画が始まったな」というくらいで、他の漫画も読んでましたし、最初からワンピース一筋だったわけじゃありません。

 それから長らく週刊連載を楽しみにしてきたんですが、大学生の20歳くらいのときでしょうか。「空島編」、「ウォーターセブン編」と展開がどんどん複雑になってきて、単行本を読み返さないと分からなくなってしまう。何度も読み返すうちに、ほとんど内容を覚えてしまうんですが、それでも新たな発見があったりする。読み返すほどにワンピースの世界にハマって、もうこの作品だけあればいいんじゃないか、大事なことはすべてワンピースに詰まってると、他の漫画をすべて処分して生涯をかけて読み込むことを決めました。今でも毎日3冊の単行本を持ち歩き、バスでの通勤中など、暇さえあれば読み返す生活をしています。

 初めてメディアに取り上げられたのは2011年。地元・長崎のハウステンボスで、漫画に登場する麦わら一味の船「サウザンドサニー号」を貸し切ってプロポーズしたとき、新聞の取材を受けました。それからときどきお声がけいただくようになり、「ワンピース研究家」としてテレビにも出させていただいたりしていますが、自分としてはあくまで一ファンのつもり。ただワンピースが大好きなだけの一般人です。尾田栄一郎先生にお会いしたこともなくて、いつかお会いするのが夢です。

 実は妻には結婚するまでバレてなくて、単行本を全巻持ってるだけのただの漫画好きと思われていたみたいです(笑)。妻は今も全巻の半分くらいしか読んでませんが、あまりお金もかからない趣味なので理解はしてくれています。子どもは長男が9歳、長女が7歳で、長男は先日放送された「99人の壁」にも、小学生軍団の一人として参加しているんです。親子で楽しめるのも、25年も続いてる漫画ならではですね。

 今はもう物語が最終章に入ってて、尾田先生が2年前に「あと5年くらい」とおっしゃっていた。それからコロナとかいろいろありましたが、完結まではあと3年、せいぜい5年くらいだと思ってる。完結したら? それでもやっぱり、何度も読み返し続けると思います(笑)。

 伏線とか緻密で壮大な世界観という魅力もありますが、ワンピースの本質はあくまで少年漫画ということ。難しいことを考えなくても、ストーリー自体がずば抜けて面白いですし、サブキャラ一人一人にもさまざまな過去や魅力があります。もうすぐ迎える完結まで、一人でも多くの方とワンピースの最後を一緒に走り抜けたいですね。

□神木健児(かみき・けんじ)1984年2月22日、長崎県長崎市出身。13歳のとき、週刊少年ジャンプで連載中の漫画「ONE PIECE」に出会う。その後ファンが高じ、「ワンピース研究家」としてフジテレビ系列「ほこ×たて」や「99人の壁」などメディアにも多数出演する。

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