高杉真宙、10年以上“丸刈り”熱望も…「役が来ない」と嘆き 「喜んでやります」
俳優の高杉真宙が26日、都内で行われた映画「異動辞令は音楽隊!」の初日舞台あいさつに登壇。金髪姿で登場した高杉が、10年以上抱いているという“坊主願望”を明かす一幕があった。
映画「異動辞令は音楽隊!」初日舞台あいさつに登壇
俳優の高杉真宙が26日、都内で行われた映画「異動辞令は音楽隊!」の初日舞台あいさつに登壇。金髪姿で登場した高杉が、10年以上抱いているという“坊主願望”を明かす一幕があった。
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第44回日本アカデミー賞で最優秀作品賞など数々の賞に輝いた「ミッドナイトスワン」を手がけた内田英治監督によるオリジナル脚本で、コンプライアンスを問われるこの時代に、犯人検挙には手段を選ばない警部補・成瀬司の行き過ぎた捜査の結果、最前線の刑事から広報課内の“音楽隊”への異動辞令という青天の霹靂(へきれき)から始まる。わき目もふらずに一心不乱に働いてきたミドル・エイジの奮闘と生き様を、その警察音楽隊のメンバーにイメージを重ね合わせ生まれたヒューマンドラマ。
高杉は阿部演じる成瀬の部下でサックスを担当する北村を好演し、劇中では演奏も披露。一番苦労したシーンを問われると「僕は成瀬さんのお母さん役の倍賞(美津子)さんをパトカーに乗せて運転するシーンですね。普段あまり運転しないので、倍賞さんを乗せて運転するのは緊張した」と苦笑い。それでも「倍賞さんに『事故ったときは事故ったときよ』と言われて。カッコいい! 倍賞さん! って」と倍賞からかけられた言葉を明かすと、内田監督は「5メートルくらいでしたけどね」とツッコんでいた。
また、刑事一筋30年の成瀬が音楽隊に異動する物語にちなみ、登壇者たちが「なんで俺が」「なんで私が」と感じたエピソードを発表することに。「坊主になれない」と嘆いた高杉は「10年くらい『坊主になりたい』と言い続けているのに、なんでか僕に坊主の役がこない」と肩を落とした。内田監督から「じゃあ次の映画には坊主で。でも実際にオファーしたら『ちょっと坊主は無理です』っていうのがよくあるパターン」と言われると、すかさず「僕は喜んでやります!」と勢いよく返事をしていた。
この日の舞台あいさつには主演の阿部寛、清野菜名、磯村勇斗、高杉、モトーラ世理奈、内田英治監督が登壇した。