宮迫博之がYouTubeで新型コロナ“軽視”の若者へ警鐘 「お父さん、お母さんは重症化する年齢」

お笑いコンビ・雨上がり決死隊の宮迫博之が26日、Youtubeチャンネル「宮迫ですッ!【宮迫博之】」を更新。新型コロナウイルスの影響で自粛ムードが緩んでいる若者たちへの熱いメッセージ、大打撃を受けている経済、さらには1年延期の見通しとなった東京五輪について自身の考えを真剣に語った。

雨上がり決死隊の宮迫博之
雨上がり決死隊の宮迫博之

宮迫自身は部屋の中でもマスク着用、除菌スプレーの常備と予防を徹底

 お笑いコンビ・雨上がり決死隊の宮迫博之が26日、Youtubeチャンネル「宮迫ですッ!【宮迫博之】」を更新。新型コロナウイルスの影響で自粛ムードが緩んでいる若者たちへの熱いメッセージ、大打撃を受けている経済、さらには1年延期の見通しとなった東京五輪について自身の考えを真剣に語った。

「例の件について緊急で動画を撮りました」と題された動画内で宮迫は、相次ぐイベント中止によって劇場代などを賄えずに借金を抱える役者などがいる現状を憂いている。また、中小企業の倒産危機や大企業も大打撃を受けている経済へ警鐘を鳴らしている。

 さらには、24日には東京五輪の延期が決定したが「1年延期にすることによってそこで大打撃を喰らっている人ってムチャクチャいる」とし、「オレの知り合いでも何人か(五輪延期の影響で)その職業をやめるって人もでてきている」と延期が与えた影響の大きさを伝えている。

 一方で自身も夕飯を食べようとごはん屋さんを外から見た時に、隣同士の距離も近いお店に声掛けされた際に断ってしまったことを明かし「断ってるオレ経済回してないやん」と苦悩を吐露している。

 新型コロナウイルスの怖さについて熱く語る宮迫は家の中でも妻とともにマスクを着用して過ごしているという。さらにはエレベーターのボタンは肘で押し、ドアは背中で開け、除菌スプレーで消毒を徹底するなどできる限りの予防をしているという。

 しかし、若者の中には手洗いうがいを疎かにし、マスクを着用しない人が増えている現状について「若い人たちは重症化しない」といった考え方が広がっていることを危惧。その状況に宮迫は「あなたのお父さん、お母さんは重症化する年齢ですから」と語り、自分のためではなく大切な人のためにもしっかりと予防に努めてほしいと切な思いを訴えた。

 続けて、国がもっと制度を厳格化すべきとの考えを明かし、しっかりと飲食店の入店にはアルコール消毒やマスク着用の厳守を命じるべきと訴えた。またイベントなども中止で経済的打撃を受ける人の多さを心配し、換気や予防をしっかりと行った上であれば開催すべきであるとし、「100(%)でお送りできなくても良い、そこの妥協はしていかないと国として成り立たない」との見解を示した。

 20分を超える熱弁を行った動画の最後は「皆さんそれぞれが日本国民ですから国のことを一緒に考えてやっていきましょう!」と締め、国民1人1人が少しでも新型コロナウイルス感染予防への意識を改善することで状況が着実に好転していくとの考えを訴えている。

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