【六本木クラス】因縁の茂に反論する元刑事・松下の覚悟に喝采も…「今度」の“フラグ”に心配も

竹内涼真が主演を務めるテレ朝木曜ドラマ「六本木クラス」(午後9時)の第7話が18日に放送された。覚悟を見せた松下博嗣(緒形直人)の姿に称賛の声が集まっている。

18日に放送された「六本木クラス」第7話【写真:(C)Kwang jin/tv asahi】
18日に放送された「六本木クラス」第7話【写真:(C)Kwang jin/tv asahi】

「今度話す」と告げる元刑事に心配の声も「『今度』はフラグで怖い」

 竹内涼真が主演を務めるテレ朝木曜ドラマ「六本木クラス」(午後9時)の第7話が18日に放送された。覚悟を見せた松下博嗣(緒形直人)の姿に称賛の声が集まっている。

(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)

 同作は、Netflixで大ヒットした韓国ドラマ「梨泰院クラス(イテウォンクラス)」を、「日韓合同プロジェクト」としてリメイク。本家「梨泰院クラス」は、ソウルの飲食店激戦区・梨泰院を舞台に飲食業界の成功を目指す若者たちの物語。「六本木クラス」では梨泰院の舞台が六本木に移り、竹内が主人公の宮部新を、外食産業トップの「長屋ホールディングス」会長・長屋茂を香川照之が演じる。

 茂が「二代目みやべ」の入所するビルの新オーナーになったことで、ビルから出て行かなければならなくなった新。茂と愛人との間の息子で、新のもとで働く長屋龍二(鈴鹿央士)は責任を感じ退職を申し出る。「二代目みやべ」のマネジャーを務める大人気インフルエンサーで、天才かつソシオパス(反社会性パーソナリティ障害)の麻宮葵(平手友梨奈)は、友人である龍二の苦渋の決断を、「龍二が辞めればすべて解決」と笑顔で言ってのける。その姿を見た新は、「お前はマネジャー失格だ」と告げたのだった。

 口論になる新と葵。葵から龍二が残った場合の代案を聞かれた新は、「ビルを買う」と宣言した。新の初恋相手・楠木優香(新木優子)から呼び出された葵は、優香と話す中で改めて新に対する気持ちを確信。新に「龍二はこの店に必要」と謝罪し、和解した。

 新は長屋ホールディングスに投資していた8億円を回収し、六本木の別の場所にビルを購入。従業員たちと再オープンに向けて準備していると、ビルの目の前を老婆(倍賞美津子)が通りかかる。老婆は「この場所はよくない。1年以内に潰れる」と不吉な言葉を告げて去って行った。

 新は店を法人化する考えを従業員に伝え、皆で会社名を考え始める。内山亮太(中尾明慶)が提案した「六本木クラス」という名前を気に入る新。「地名を入れると小さく見える」という葵の意見も取り入れ、頭文字をとって「RC株式会社」に決定した。

 再オープンした「二代目みやべ」のもとに、食材を卸している松下が娘とやって来た。松下は新の父をひき逃げした長屋龍河(早乙女太一)の事件を担当した元刑事。龍河の父・茂や上層部の圧力により、龍河を逮捕できなかった過去がある。新は茂に反撃する「切り札」として、松下に正しい証言をしてほしいと思っていたが、断られていた。

 そんな松下が、新に話があるという。しかし松下の娘の姿が見えなくなり、2人は外まで探しに出る。娘は外で虹を見ていただけだったが、そこに長屋ホールディングス専務の相川京子(稲森いずみ)が通りかかる。娘と相川の姿を見つけた松下は、相川を尾行して写真を撮る不審者に気づき取り押さえた。新と相川は、この尾行が茂の指示だと察する。相川は尾行を取り押さえた松下に、「子どもは親の背中を見て育つ」「(娘さんが)パパを自慢してましたよ」と伝えた。この日松下は新に話をすることなく、「今度話すよ。今度……」と去っていった。

 茂は、松下が都内で「二代目みやべ」にだけ食材を卸していることが気になり、松下を呼び出した。高額な報酬を持ち出し、「二代目みやべ」との契約を切って長屋ホールディングスと独占契約を結ばないかと提案する茂。松下は「新に借りがある」と、その申し出を断った。

 茂は「私を敵にまわしてもいいことはありませんよ。お子さんのこともよくお考えになって」と脅迫する。松下はそれでも断ると、茂に「子どもは親の背中を見て育つそうです。会長を見て、息子さんのことが少し理解できました」と告げる。松下は茂を見つめ、「12年前に息子さんが起こしたひき逃げ事件。私が当時の担当刑事でした」と明かす。驚がくする茂を前に、「私はあの時、恥ずべき捜査をしてしまいました。娘に見せる情けない背中は1回で十分です。私はこれから子どものために、胸を張って生きたいんです」と宣言した。

 新に非協力的だった松下が茂に反論したことから、SNS上では「刑事さんええぞええぞ!」「キッパリ断ったのかっこよかった」「担当刑事さん!よく言った!」と称賛の声が。一方、新への話を「今度話す」と先延ばしにしていることから、「『今度』が来る前にあの卸業者さん消されそう」「『今度』はフラグで怖い」「死亡フラグしか立たないんだが」「今度がなさそうなニオイが……」と、心配する声も挙がっている。

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