【初恋の悪魔】“監禁部屋”と鈴之介の過去、そして星砂の謎…“神回”に視聴者興奮
俳優の林遣都と仲野太賀がダブル主演を務める日本テレビ系土曜ドラマ「初恋の悪魔」の第5話が13日、放送された。鈴之介の過去や相変わらず謎が多い星砂の行動……。第一章のラスト回に「5話とんでもなかった」と興奮の声が集まっている。
「初恋の悪魔」第5話が13日に放送
俳優の林遣都と仲野太賀がダブル主演を務める日本テレビ系土曜ドラマ「初恋の悪魔」の第5話が13日、放送された。鈴之介の過去や相変わらず謎が多い星砂の行動……。第一章のラスト回に「5話とんでもなかった」と興奮の声が集まっている。
(※以下、ドラマの内容に関する記述があります。)
脚本家・坂元裕二が書き下ろすミステリアスコメディー。警察の総務課に務める馬渕悠日(仲野)と会計課職員の小鳥琉夏(柄本佑)、生活安全課の摘木星砂(松岡茉優)、停職処分中の刑事課の刑事・鹿浜鈴之介(林)という警察署に努めているが捜査権を持たない男女4人が事件の立ち向かう様子や、恋と友情を描く。
第4話で家の地下に監禁部屋があることを知った鈴之介と森園(安田顕)。自宅に監禁部屋があることを知らなかった鈴之介は驚くばかりだったが、森園はそんな鈴之介をそこに閉じ込めてしまう。
自分がそんな目に遭わないといけない道理が分からない鈴之介は戸惑うが、森園はそんな鈴之介に5年前に起きた男子中学生の殺人事件について話しはじめる。その中学生はコンビニにでかけたまま行方が分からなくなり、家族に「どこにいるか分からない。地下室みたいなところにいる」とメールが来たこと。その後、彼は遺体で見つかり犯人としてホームレスが逮捕されたが、地下室みたいなところにいるというメールの謎は残ったままだという。森園は地下室のある家に住んでいる鈴之介が事件に関係しているのではないかと疑っている様子だが、鈴之介は何も知らず。この家は椿静枝(山口果林)という女性から譲り受けたものだと明かし、「生まれて初めて、人から受け入れられた。僕はこの世界にいてもいい。椿さんはそう教えてくれた」と話す。
一方、警察署のメンバーたちは鈴之介が監禁されていることは知らないまま。復職前の鈴之介と連絡がとれないことを心配する琉夏の想い人・渚(佐久間由衣)のために、悠日ら3人は鈴之介に会いに彼の家を尋ねる。
監禁されているとは知らず家の中を捜査する3人は、鈴之介の部屋にあった防犯カメラのモニターから監禁部屋の存在に気づき、鈴之介を救出する。さらに鈴之介の部屋から発掘された椿が書いた手帳により、椿の正体と監禁部屋の秘密も明らかになる。
椿は旧境川中学校の外壁崩壊により、娘と孫を亡くしていた。不慮の事故として片付けられ誰も責任を問われなかったことに腹を立てた椿は、市役所の男性を家におびき寄せ、地下の監禁部屋に監禁していたのだった。男性が逃げ出したことで事件が明らかになり、逮捕された後、執行猶予付きで釈放された椿。手帳にはその後、今度は警察の人間を監禁しようと鈴之介に狙いを定めたこと、しかし交流するうちに復讐心が消え、心が救われたことが書かれていた。自分が椿に救われたように、椿も自分によって救われていたのだと知った鈴之介は、涙を流すのだった。
一方、星砂が悠日に渡した兄・朝陽のスマホは、パスコードが分からず起動できないままになっていた。署長の雪松に相談し、警察の力でパスコードを解明しようと考えていると話す悠日。「強引だなと思うこともあるけど、僕と兄のことが好きだから言ってるんだって、署長は」と話す悠日に、星砂は「あなたのことを思って言ってる、あなたのことが好きだから言ってる。そういって近づいてくるやつが一番危ない」と浮かない表情。星砂が朝陽の死に関係があるかもしれないという疑いも拭いきれていないことから、続けて「僕は摘木さんを信じます。摘木さんは兄の死とは関係ありません」と話す悠日。「私はもうひとりの私を信じられない」と話す星砂に、悠日は「僕が好きになった人が、兄を殺したとは思えません。根拠は、この人が好きだという気持ちです」ときっぱりと言い切るのだった。
ある日、雪松に呼ばれた悠日と星砂。連れてこられたのは朝陽の転落現場で、当日の朝陽の足取りをもう一度確かめ「俺は真相が知りたい。刑事としてではない。友達として」と、イラ立つ雪松。悠日は朝陽のスマホを雪松に渡そうとするが、すんでのところで星砂がそれを奪い取り逃走してしまう。
星砂の行方を探す悠日だが、見つかったのはトレードマークのスカジャンだけ。そして刑事に復職し東京で聞き込みをしていた鈴之介が街で男性にからまれる星砂を見つけて助けるも、それは星砂ではなく別人格のようだった。
盛りだくさんの内容の第5話に、SNSも「今週の初恋の悪魔神回だよ……」「5話とんでもなかった」「初恋の悪魔凄すぎてみぞみぞする」と大騒ぎ。次週の第6話から物語は第2章に突入することから「続きが気になりすぎる」「どんどんどんどん引き込まれていって、ホント凄いドラマだって感動した」と、先の展開に期待が寄せられている。