「大丈夫だ~」の声が聞きたい! 志村けんコロナ陽性で重度の肺炎 海外からも応援の声

お笑いタレントの志村けん(70)が23日、新型コロナウイルス検査で陽性と診断され、都内の病院に入院し治療を行っている。広く親しまれている人気タレントだけに衝撃は大きく、SNSなどでも心配の声が上がっている。

新型コロナウイルスと闘っている志村けん【写真:Getty Images】
新型コロナウイルスと闘っている志村けん【写真:Getty Images】

バラエティ、ドラマ、映画と超多忙だった

 お笑いタレントの志村けん(70)が23日、新型コロナウイルス検査で陽性と診断され、都内の病院に入院し治療を行っている。広く親しまれている人気タレントだけに衝撃は大きく、SNSなどでも心配の声が上がっている。

 所属事務所によると、志村は17日に倦怠感をおぼえ自宅で静養。しかし症状は改善せずに悪化し、19日には発熱と呼吸困難の症状が出た。翌20日に医師の訪問診察を受け入院。重度の肺炎を起こしていた。症状から新型コロナウイルス感染症が疑われたため検査を受けたところ、23日に陽性と判明。現在は人工呼吸器をつけて治療を行っているという。

 すでに保健所の調査で濃厚接触者が特定されているが、志村は発症日の17日から自宅で過ごしていて対象者は限られ、その対象者も現在は自宅待機をしている状態。志村自身が感染した経路は不明。70歳という高齢なうえ、1月にはポリープで胃の一部を切除する内視鏡手術を受けていただけに、“志村感染”の報道に衝撃が走った。

 志村は「天才!志村どうぶつ園」(日本テレビ)と「志村でナイト」(フジテレビ)の週2本の冠レギュラー番組をもち、多忙な毎日を送っていた。さらに、春にスタート予定のNHK連続テレビ小説「エール」に日本を代表する作曲家・小山田耕三役でドラマ初出演を果たそうと、昨年12月から撮影を行っていた。12月公開予定の山田洋次監督の「キネマの神様」では映画初主演。4月から撮影開始を見込んでいたが、延期が決定した。

 志村の新型コロナウイルス感染の報道に、「志村けんのバカ殿様」(フジテレビ)などで共演してきた友人で歌手の研ナオコ(66)が、ツイッターで「けんちゃん、早く治してまたバカ殿一緒にやりましょうね」とつぶやくと、「天才!志村どうぶつ園」で共演したことのある元将棋棋士・加藤一二三九段(80)もツイッターで「芸能界の大御所であり、世代を超えて国民的な人気を誇る志村けん様の報道を拝見して大変心配しております。一刻も早い御快癒を」とコメント。海外のファンなどからも心配の声や「『大丈夫だ~』の声を聞きたい!」とのエールがSNS上に続々上がっている。

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