週刊少年ジャンプにて連載中の人気コミック「ONE PIECE」（尾田栄一郎・著／集英社刊）の劇場版最新作「ONE PIECE FILM RED」の公開を記念した舞台挨拶が、13日に都内の丸の内TOEIで行われ、本作のヒロイン・ウタ役を演じた名塚佳織が麦わらの一味声優陣と登壇した。

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「ONE PIECE」映画史上No.1となる驚異の異次元スタートを切った本作は、13日の初回の上映で、興行収入50億円、動員360万人を突破した。

　本作の大ヒットを受け名塚は、「世界中に広がって行って、もっともっとたくさんの方に見ていただけたらうれしいです」とにっこり。「麦わらの一味のみなさんとステージに立たせていただけて、仲間にしてもらえたのかな？　今日ここに立てたことがうれしいです」と話すと、モンキー・D・ルフィ役の田中真弓は「仲間ですよ！」と麦わらの一味に歓迎した。

　また、感想の書かれたパネルの中から「今を生きる為の励ましをくれた。素晴らしい傑作」というコメントを見つけると、「ウタは歌で元気を、幸せを与えたいと突き進んでいる子なので、きっとウタが聞いてもすごく喜ぶと思う。みんなの生きがいになってくれたらうれしいです」と語った。

　締めのコメントでは、「田中さんをはじめ、ずっと紡いできてくださったみなさんのおかげで、この作品がたくさんの人に届いているのだと実感しました。私は運がよく、こういうタイミングでこの作品に出させていただけたことが幸せです」と感謝。「これからも自分の中で大切なものとして生き続けて行くと思いますし、ウタも自分の中でずっと生き続けてくれると思います。みなさんにとっても素敵な作品になっていたらうれしいです」とメッセージを送った。