【六本木クラス】新木優子が痛烈「大っ嫌い」 ポンコツ御曹司役の早乙女太一に「上手すぎる」の声【変更点リストあり】

俳優の竹内涼真が主演を務めるテレビ朝日系「六本木クラス」(毎週木曜、午後9時)の第6話が11日夜に放送された。Netflixで配信され世界中で大ヒットとなった韓国ドラマ「梨泰院クラス」の日本リメーク版。主人公の宮部新(みやべ・あらた)が父親を死に追いやった大手外食産業・長屋ホールディングスの長屋茂会長への復讐(ふくしゅう)を誓う青春群像劇で日韓共同プロジェクトとして制作された。この日の放送ではオリジナル版のエピソード7の中盤から同8の後半最初の部分が描かれ、オリジナル版には登場しない強烈リアクションがさく裂した。

オリジナルのシーンには登場しない熱演を見せた新木優子【写真:ENCOUNT編集部】
オリジナルのシーンには登場しない熱演を見せた新木優子【写真:ENCOUNT編集部】

原作シーンを変更 黄金の稲穂が揺れる中、新と葵が急接近

 俳優の竹内涼真が主演を務めるテレビ朝日系「六本木クラス」(毎週木曜、午後9時)の第6話が11日夜に放送された。Netflixで配信され世界中で大ヒットとなった韓国ドラマ「梨泰院クラス」の日本リメーク版。主人公の宮部新(みやべ・あらた)が父親を死に追いやった大手外食産業・長屋ホールディングスの長屋茂会長への復讐(ふくしゅう)を誓う青春群像劇で日韓共同プロジェクトとして制作された。この日の放送ではオリジナル版のエピソード7の中盤から同8の後半最初の部分が描かれ、オリジナル版には登場しない強烈リアクションがさく裂した。

(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)

 企画チーム長・楠木優香(新木優子)が切り盛りする飲食店「長屋 六本木」の店内。長屋会長の長男・龍河(早乙女太一)が優香にまとわりつき、ミュージカルのVIP席チケットを差し出しデートに誘うが、この行動にキレた優香は龍河を冷蔵庫に押し付け「私のこと好き?」と問いただす。「あぁ」と弱々しい声を出した龍河のネクタイを直すふりをして優香は龍河の体を力いっぱい引き寄せ「私はあんたのことが大っ嫌い」と吐き捨てた。

 オリジナルの「梨泰院クラス」では、レジ袋を持って店に帰って来たオ・スア(クォン・ナラ)にチャン会長の長男であるチャン・グンウォン(アン・ボヒョン)が近づきレジ袋を代わりに持ってミュージカルに誘うが、2人に身体接触はない。劇中に登場するたびに「むかつく」「イライラする」などとネットで評判の“ポンコツ御曹司”を演じている早乙女についてネットでは「ムカつく表情上手すぎる」「ムカつく演技うま過ぎて一周半まわって可愛く見えてきた」「渾身の悪役演技」「絵に描いたようなクズキャラ」「早乙女太一ムカつく。めちゃくちゃ役に合っている」などの声が上がっている。

 第6話ではオリジナルには登場しない田園風景も登場した。二代目みやべに野菜を卸している松下博嗣(緒形直人)は、元双葉署の刑事で長屋会長の長男・龍河が起こしたひき逃げ殺人事件を担当していたが、署長に真犯人の証拠を握りつぶされた後に警察を辞め、農業をしながら男手ひとつで幼い娘を育てていた。長屋への反撃を試みる新は麻宮葵(平手友梨奈)と一緒に田園地帯に住む松下の自宅を訪ねる。帰路、バス停でバスを待つ葵が疲れて横になり新が膝枕。その際、葵は新の腕に残る深い傷跡を発見し、「この人に手を出したヤツラはみんな潰してやると誓った」という葵の心の声が流れる。

 オリジナルは、元刑事宅の部屋で横になっていたイソにセロイがブランケットをかけ、その際にイソがセロイの腕の傷を発見するという流れになっている。日本版では新と葵の2人を囲むように黄金の稲穂が揺れており、さらに平手の顔の表情まで黄金色に染まるなど美しさが際立っていた。視聴率は一時の落ち込みから抜け出してV字回復を遂げており、新と葵の急接近の行方をめぐって次回への期待が高まっている。

 ※第6話の主な設定変更は以下の通り。

・「梨泰院クラス」チャン会長がカン・ミンジョン専務と私邸で囲碁を打ちながら対話
→「六本木クラス」長屋会長が相川京子専務(稲森いずみ)と会長室でお茶を飲みながら対話

・「梨」セロイがイソを残して出かける
→「六」双葉署元刑事で野菜卸業者の松下博嗣が二代目みやべに野菜を届ける

・「梨」セロイが資産運用を任せているイ・ホジンのディーリングルームで作戦会議。モニター計8台。窓の外に夜景が広がる
→「六」新が資産運用を任せている桐野雄大(矢本悠馬)のリーディングルームで作戦会議。モニターは6台。天井付近に2台のライト。夜景はそれほど広くは見えない

・「梨」チャン会長が長家グループの中国進出企画書を読んでいる。その後、息子のグンウォンを呼んでテレビ番組「最強の居酒屋」の企画書についてグンウォンを叱責
→「六」中国進出企画書はカット。長屋会長が龍河を呼んでテレビ番組の企画書について龍河を激しく叱責

・「梨」会長室から出てきたグンウォンが廊下で義弟のグンスを殴る
→「六」12年前、2006年の回想シーン。龍河が幼い龍二を殴る。現代に戻り龍河が龍二を殴るシーン。次いで龍二が長屋会長の私邸で家を出ることを父親に告げる

・「梨」オ・スアが真っ赤なベンツを運転。バス停でセロイと話し合った思い出を回想。携帯で連絡を入れると目の前の横断歩道にセロイがおり、スアはクラクションを鳴らす。その後、2人で公園を散策
→「六」優香が路上で新を見かけ、携帯をかける。新と優香は2人で公園を散策

・「梨」タンバム店内に西洋人カップルが来店。トニーは「英語話せません」と答えセロイとスタッフが困惑
→「六」このシーンはカット

・「梨」イソとグンスが漢江べりで会話
→「六」葵と龍二が運河べりで会話

・「梨」セロイとイソはバスに乗ってセロイの父ソンヨルのひき逃げ事故の担当刑事だったオ・ビョンフンの自宅を訪ねると洗濯を干している。飼い犬がいる
→「六」新と葵が双葉署の刑事だった松下博嗣の自宅を訪ねると、ジャガイモを仕分け中。飼い犬の姿はなし

・「梨」雨が降り出し、セロイとイソは元刑事の部屋で会話。イソがセロイの腕の傷を発見。夜になりバスでソウルに帰る
→「六」田んぼの真ん中にあるバス停で葵が新の傷を発見

・「梨」セロイの店が入るビルオーナーが来店し値上げと契約期間満了後に立ち退くよう告げる。理由は新オーナー自身が商売したいから
→「六」ビルオーナーが来店。立ち退きの理由はビルの老朽化による取り壊し

・「梨」スアが店内でグンウォンに「嫌い」と突き放す。レジ袋を取り返したスアはグンウォンに接触せず
→「六」優香が店内で龍河のネクタイをつかみ「大嫌い」と突き放す

・「梨」セロイが長家グループ社屋に入る。セロイの腕時計は午後1時12分
→「六」新が長屋ホールディングス社屋に入る。新の腕時計は午後1時55分

・「梨」セロイが会長室に入室。女性秘書が案内する
→「六」女性秘書はカット

・「梨」梨泰院の路上でイソがグンスにセロイとチャン一族との因縁を打ち明ける
→「六」ビルの屋上で葵が龍二に因縁を打ち明ける

・「梨」セロイとスタッフ一同は飲み会後、クラブに繰り出す
→「六」第6話ではこのシーンは登場せず

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