道枝駿佑、原作者からのサプライズメッセージに感動「感慨深い気持ち」

人気グループ・なにわ男子の道枝駿佑、女優の福本莉子が12日、都内の劇場で行われた映画「今夜、世界からこの恋が消えても」の大ヒット御礼舞台あいさつに出席した。

イベントに出席した「なにわ男子」の道枝駿佑【写真:ENCOUNT編集部】
イベントに出席した「なにわ男子」の道枝駿佑【写真:ENCOUNT編集部】

福本莉子も感激「泣きそうになった」

 人気グループ・なにわ男子の道枝駿佑、女優の福本莉子が12日、都内の劇場で行われた映画「今夜、世界からこの恋が消えても」の大ヒット御礼舞台あいさつに出席した。

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 一条岬氏による恋愛小説が原作。眠りにつくとその日の記憶を失ってしまう「前向性健忘」を患ったヒロイン・日野真織(福本)と、そんな彼女を献身的に支えるも、自ら大きな秘密を隠し持っている主人公・神谷透(道枝)の切ないラブストーリーを描いた。

 舞台あいさつでは、原作者である一条氏からメッセージが寄せられた。何も聞かされていなかった2人は「えっ」と目を丸くし、司会者が代読したコメントに耳を傾けた。

 一条氏から「道枝さんの演技に支えられて、見終わった後に命は誰もが信じられる奇跡だと自然に感じられた。道枝さんの俳優人生の1ページに透の名前が入っていて誇らしい」というコメントを受け取った道枝は「すごくうれしい。原作者の方からメッセージをいただけることはなかなかない。感慨深い気持ち。感謝でいっぱいです」としみじみだった。

 また、福本には「福本さんに出会うことができなかったら真織は1人のままだった。真織と一緒になって悩み、笑い、考え、人生とともにしてくれた。福本さんが真織を演じてくれてよかった」と感謝のメッセージが。真剣な表情で聞いていた福本は「泣きそうになった。わからないことがあって苦しかったけど、一条さんにそう言ってもらえてうれしい。心が軽くなった」と感激していた。

 同作には「号泣した」など“涙腺崩壊”のコメントが多数寄せられていることから、映画鑑賞のマストアイテムを決めることに。ステージ上にはハンカチ、マスク、サングラスなどのほかバケツや水槽までが運ばれ、道枝は「なんかクセが強いやつが……」と苦笑い。最終的にマストアイテムを「バケツ」をチョイスし、「涙を拭うのではなく、垂れ流し状態で(バケツに)落とす。これは大正解でしょ」とボケて会場を笑わせた。

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