生島企画室所属のタレント小林千花（26）が7日、自身が取締役を務める株式会社ファーストキャビンHD（本社・東京都）の主催イベントで司会進行を担当した。今月16日、大阪のファーストキャビン西梅田がリニューアルオープンするにあたり、同所でメディア向け内覧会を開催。40万部ベストセラー「空腹こそ最強のクスリ」の著者・青木厚医師（52＝あおき内科さいたま糖尿病クリニック院長）をゲストに招き、セミナーも行われた。

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　同ホテルでは、青木医師が提唱する「16時間断食」を基にしたファスティングプランを導入。小林取締役は青木氏への質問が相次いだ会見を仕切るなどし、約1時間のイベントをつつがなく終えた。

「司会進行の経験はなかったので緊張しましたが、無事に終えてホッとしています。記者の方々からたくさんの質問があり、あらためて体への関心が高いことを実感しました。そして、私自身も勉強になりました。私の手掛けた仕事としては、ファーストキャビンのコンセプトである『美と健康』のホテルを体現できるように過ごし方を提案する『CABIN magazine』の制作などがあります。館内に無農薬にこだわったオーガニックカフェバーを新設し、お客様の美と健康をサポートするオーガニックサンドイッチやアサイーボールなど体に優しいフードメニューを取りそろえています」

　丸の内ホテル創業者一族の次女として生まれ育った小林取締役は舞台女優を経て、現在は雑誌「美人百花」の専属読者モデルを務めている。また、幼少期から国内外のホテルに泊まってきた経験と知識を生かし、ホテルライターとして、同誌やウェブメディアのHint-Potなどに寄稿。昨年1月23日には、日本テレビ系バラエティー番組「スクール革命」に出演し、「おすすめの宿」を紹介している。その実績や有名ホテルで清掃のアルバイトをしてきた情熱を評価され、今月1日付でファーストキャビンHDの取締役に就任。著名人の社外取締役就任は珍しくないが、26歳にして常勤の取締役として抜てきされ、「腰を据えて頑張りたい」と意気込んでいる。